aboutsummaryrefslogtreecommitdiff
path: root/ja
diff options
context:
space:
mode:
authorJun Kuriyama <kuriyama@FreeBSD.org>1999-05-01 23:59:05 +0000
committerJun Kuriyama <kuriyama@FreeBSD.org>1999-05-01 23:59:05 +0000
commit043d1a8b3bc6320277c7b022753ca2d4a6718a48 (patch)
tree5c5712e19a7e056cfd9bb5377d13afe8d31c7875 /ja
parent2e9532f58851dcde8223f2adbd1792cd4b679419 (diff)
Notes
Diffstat (limited to 'ja')
-rw-r--r--ja/man/man1/Makefile1
-rw-r--r--ja/man/man1/chpass.122
-rw-r--r--ja/man/man1/diff.143
-rw-r--r--ja/man/man1/ftp.144
-rw-r--r--ja/man/man1/grep.12
-rw-r--r--ja/man/man1/lastcomm.115
-rw-r--r--ja/man/man1/login.12
-rw-r--r--ja/man/man1/lpr.140
-rw-r--r--ja/man/man1/passwd.12
-rw-r--r--ja/man/man1/rcp.113
-rw-r--r--ja/man/man1/stty.115
-rw-r--r--ja/man/man1/tar.19
-rw-r--r--ja/man/man1/vi.159
-rw-r--r--ja/man/man6/sail.6278
-rw-r--r--ja/man/man7/security.72
-rw-r--r--ja/man/man8/Makefile1
-rw-r--r--ja/man/man8/lpc.812
-rw-r--r--ja/man/man8/mountd.84
-rw-r--r--ja/man/man8/ppp.84
-rw-r--r--ja/man/man8/reboot.810
-rw-r--r--ja/man/man8/repquota.820
-rw-r--r--ja/man/man8/vinum.82
22 files changed, 299 insertions, 301 deletions
diff --git a/ja/man/man1/Makefile b/ja/man/man1/Makefile
index 42a227b8e9..91803fb0e8 100644
--- a/ja/man/man1/Makefile
+++ b/ja/man/man1/Makefile
@@ -65,6 +65,7 @@ MAN1 = a2p.1\
dig.1\
dnsquery.1\
domainname.1\
+ doscmd.1\
du.1\
echo.1\
ed.1\
diff --git a/ja/man/man1/chpass.1 b/ja/man/man1/chpass.1
index 504822f6ef..05e616252d 100644
--- a/ja/man/man1/chpass.1
+++ b/ja/man/man1/chpass.1
@@ -54,13 +54,13 @@
.Pp
ユーザが変更することができる情報だけが表示されます。
.Pp
-オプションとしては、以下のものがあります:
+オプションとしては、次のものがあります:
.Bl -tag -width flag
.It Fl a
スーパユーザは、ユーザデータベースのエントリを
.Xr passwd 5
で定義されたフォーマットで引数として直接指定できます。
-この引数はコロン(``:'')で区切られたリストであり、
+この引数はコロン (``:'') で区切られたリストであり、
空きの部分があっても許されますが、
すべてのフィールドをリストにしなければなりません。
.It Fl p
@@ -106,7 +106,7 @@
.It Shell:
ユーザのログインシェル
.Pp
-.It 注釈(1) -
+.It 注釈 (1) -
実際の master.passwd ファイルでは、
これらのフィールドはコンマで区切られたフィールドとして
FullName フィールドに埋め込まれます。
@@ -132,11 +132,11 @@ FullName フィールドに埋め込まれます。
.Pp
.Ar group
フィールドはユーザがログイン時に所属するグループです。BSD が複数の
-グループを採用してから(
+グループを採用してから (
.Xr groups 1
参照)
このフィールドはほとんど意味がありません。
-このフィールドは番号やグループ名(
+このフィールドは番号やグループ名 (
.Xr group 5
参照) のどちらかが記述されます。
.Pp
@@ -158,7 +158,7 @@ FullName フィールドに埋め込まれます。
.Ar expire
の両方のフィールドは ``month day year'' の形式で入力し、
.Ar month
-は、英語の月の名前 (はじめの3文字でも十分です) で、
+は、英語の月の名前 (はじめの 3 文字でも十分です) で、
.Ar day
は、その月の中の日で、
.Ar year
@@ -229,11 +229,11 @@ NIS マスタサーバ上でスーパユーザによって起動された場合を除き、
パスワード無しで変更要求できるユーザは
NIS マスタサーバ上のスーパユーザだけです;
他の全てのユーザはパスワードを入力する必要があります。
-他の全てのユーザには NIS クライアント(および NIS スレーブサーバ)上の
-ルート権限を持つユーザも含まれます。
+他の全てのユーザには NIS クライアント (および NIS スレーブサーバ) 上の
+root 権限を持つユーザも含まれます。
(NIS マスタサーバ上のスーパユーザがこの制約をバイパスできる理由は、
主に簡便さのためです:
-NIS マスタサーバへのルートアクセス権限をもつユーザは
+NIS マスタサーバへの root アクセス権限をもつユーザは
既に NIS マップを更新するための権限を持っています。
それにもかかわらずマップソースファイルを手で編集することは面倒です。
.Pp
@@ -299,7 +299,7 @@ NIS マップを変更する場合には chpass を
.Xr yppasswd 1
を使うべきです。スーパユーザは新しいパスワードを指定することを許され
-ています(たとえ、``Password:'' フィールドがエディタのテンプレートに
+ています (たとえ、``Password:'' フィールドがエディタのテンプレートに
あらわれていなくても、スーパユーザは手動で加えることができます) 。
しかしながら、スーパユーザであってもユーザの元のパスワードがなければ
.Xr rpc.yppasswdd 8
@@ -364,7 +364,7 @@ NIS ドメイン内のマスタサーバ名でもスレーブサーバ名でも良いのです。
.Pp
.It Fl o
.Xr rpc.yppasswdd 8
-に RPC ベースの更新を強制します(``旧モード'')。
+に RPC ベースの更新を強制します (``旧モード'')。
NIS マスタサーバ上でスーパユーザにより起動された場合、
.Nm chpass
は専用の非 RPC ベースの機構を使用し、
diff --git a/ja/man/man1/diff.1 b/ja/man/man1/diff.1
index 3d33c65cbc..f5acc61b2f 100644
--- a/ja/man/man1/diff.1
+++ b/ja/man/man1/diff.1
@@ -73,12 +73,12 @@ diff \- 2 つのテキストファイルの間の差を求める
GNU
.I diff
のすべてのオプションの要約は以下の通りです。ほとんどのオプション
-は2つの同等な名前を持ちます。1つは
+は 2 つの同等な名前を持ちます。1 つは
.BR \-
-で始まる1文字の名前で、もう1つは、
+で始まる 1 文字の名前で、もう 1 つは、
.BR \-\-
-で始まる長い名前です。複数の1文字のオプション(引数を持たない場合)は、
-1つの文字列にまとめてしまって構いません。つまり
+で始まる長い名前です。複数の 1 文字のオプション (引数を持たない場合) は、
+1 つの文字列にまとめてしまって構いません。つまり
.B \-ac
.B "\-a \-c"
@@ -94,13 +94,13 @@ GNU
.B \-c
.B \-u
-と組み合わせて、相違点の前後(context)の表示行数を `数字'
+と組み合わせて、相違点の前後 (context) の表示行数を `数字'
で指定します。このオプションだけでは、出力フォーマットは変化しません。
-このオプションは旧式(obsolete)です。
+このオプションは旧式 (obsolete) です。
.I patch
をうまく働かせるためには、少なくとも前後 2 行ずつは必要です。
.TP
-.\" 以下では、同等な1文字オプションと長い単語のオプションが
+.\" 以下では、同等な 1 文字オプションと長い単語のオプションが
.\" まとめて表示されるようにアレンジされ直されている。
.B \-a
.br
@@ -144,7 +144,7 @@ GNU
.TP
.BI \-\-context[= 行数 ]
``context output format'' を使用します。不一致の行の前後に、`行数'
-で指定した行数だけ表示します (context) 。
+で指定した行数だけ表示します (context)。
.I patch
をうまく働かせるためには、少なくとも 2 行の context が必要です。
.TP
@@ -162,7 +162,7 @@ if-then-else 形式の両方のファイルから異なった行を含む部分を出力する
より小さな違いを見つけるアルゴリズムに変更します。このオプションを
指定すると
.I diff
-の処理速度は遅くなります(かなり遅くなることもあります)。
+の処理速度は遅くなります (かなり遅くなることもあります)。
.TP
.BI "\-D " name
.br
@@ -237,7 +237,7 @@ context diff 形式および unified diff 形式において、差分のブロック毎に、
高速化するヒューリスティックを用います。
.TP
.BI \-\-horizon\-lines= lines
-2つのファイルの先頭と末尾における共通部分のうち
+2 つのファイルの先頭と末尾における共通部分のうち
.I lines
行を残したままで差分を検索します
.\" (通常は先頭と末尾の共通部分を削除してから検索を行います)。
@@ -286,7 +286,7 @@ context diff 形式および unified diff 形式において、
で指定したラベルを使用します。
.TP
.BI \-\-left\-column
-2段組形式において、2つの共通の行の左の欄だけを表示します。
+2 段組形式において、2 つの共通の行の左の欄だけを表示します。
.TP
.BI \-\-line\-format= format
.I format
@@ -311,21 +311,21 @@ RCS形式の差分を出力します。
関しては、他のディレクトリでは空のファイルがあるものとして扱います。
.TP
.BI \-\-new\-group\-format= format
-2番目のファイルにだけ存在する部分をif-then-else 形式で出力するために
+2 番目のファイルにだけ存在する部分をif-then-else 形式で出力するために
.I format
を使います。
.TP
.BI \-\-new\-line\-format= format
-if-then-else 形式で 2番目のファイルにだけ存在する行を出力するために使う
+if-then-else 形式で 2 番目のファイルにだけ存在する行を出力するために使う
.I format
.TP
.BI \-\-old\-group\-format= format
-if-then-else 形式で 1番目のファイルにだけ存在する部分を出力するために使
+if-then-else 形式で 1 番目のファイルにだけ存在する部分を出力するために使
.I format
.TP
.BI \-\-old\-line\-format= format ####
-if-then-else 形式で 1番目のファイルにだけ存在する行を出力するために使う
+if-then-else 形式で 1 番目のファイルにだけ存在する行を出力するために使う
.I format
.TP
.B \-P
@@ -333,8 +333,8 @@ if-then-else 形式で 1番目のファイルにだけ存在する行を出力するために使う
.ns
.TP
.B \-\-unidirectional\-new\-file
-ディレクトリの比較において、2番目のディレクトリにしか存在しないファイル
-があれば、1番目のディレクトリにもサイズ 0 のファイルがあるとみなします。
+ディレクトリの比較において、2 番目のディレクトリにしか存在しないファイル
+があれば、1 番目のディレクトリにもサイズ 0 のファイルがあるとみなします。
.TP
.B \-r
.br
@@ -368,7 +368,7 @@ if-then-else 形式で 1番目のファイルにだけ存在する行を出力するために使う
.I diff
を実行する際にはこのオプションを付けるので、
-ユーザーが直接このオプションを使うことはありません。
+ユーザが直接このオプションを使うことはありません。
.TP
.B \-\-show\-c\-function
C のプログラムを認識して、どの関数で変更があったかを表示します。
@@ -378,7 +378,7 @@ C のプログラムを認識して、どの関数で変更があったかを表示します。
.ns
.TP
.B \-y
-比較する 2 つのファイルの内容を、横に並べて表示します(side-by-side 形式)。
+比較する 2 つのファイルの内容を、横に並べて表示します (side-by-side 形式)。
.TP
.B \-\-suppress\-common\-lines
side-by-side 形式の表示で、同じ内容の行は表示しないようにします。
@@ -399,8 +399,9 @@ if-then-else 形式で変更がなかった行を出力するために使う
.ns
.TP
.BI \-\-unified[= 行数 ]
-unified diff 形式にします。不一致の行の前後に、`行数'で
-指定した行数のマッチした行も表示します。`行数'を省略した場合は 3行になります。
+unified diff 形式にします。不一致の行の前後に、`行数' で
+指定した行数のマッチした行も表示します。`行数' を省略した場合は
+3 行になります。
patch をうまく働かせるためには、少なくとも前後 2 行は必要です。
.TP
.B \-v
diff --git a/ja/man/man1/ftp.1 b/ja/man/man1/ftp.1
index 0d7487af05..1c2f65e15c 100644
--- a/ja/man/man1/ftp.1
+++ b/ja/man/man1/ftp.1
@@ -236,7 +236,7 @@ ASCII 形式のファイル転送時には、
復帰/改行
の文字列によってレコードが認識されます。
.Ic \&cr
-がオン(デフォルト)の時には、改行コードのみでレコードを区切る
+がオン (デフォルト) の時には、改行コードのみでレコードを区切る
.Ux
に適合するように、
復帰コードが文字列から除去されます。
@@ -406,7 +406,7 @@ gate-ftp サーバへ接続する際のポートとして使用されます。
.Nm
は、最後の引数が
.Ic ls
-の出力を受け取るローカルのファイルであるかをユーザーに問い合わせます。
+の出力を受け取るローカルのファイルであるかをユーザに問い合わせます。
.Ar local-file
の指定がない場合や
.Fl
@@ -446,7 +446,7 @@ gate-ftp サーバへ接続する際のポートとして使用されます。
.Nm
は最後の引数が
.Ic mdir
-の出力を受け取るローカルファイルであるかをユーザーに問い合わせます。
+の出力を受け取るローカルファイルであるかをユーザに問い合わせます。
.It Ic mget Ar remote-files
リモートマシンで
.Ar remote-files
@@ -551,7 +551,7 @@ gate-ftp サーバへ接続する際のポートとして使用されます。
によって処理されているかもしれない)
入力ファイル名のためのテンプレートです。
.Ar inpattern
-に`$1', `$2', ..., `$9' の文字列を含むことによって、
+に `$1', `$2', ..., `$9' の文字列を含むことによって、
変数を使用したテンプレートも使えます。
`$' を特別扱いしたくない時には
`\\' を使ってください。
@@ -640,11 +640,11 @@ nmap $1.$2.$3 [$1,$2].[$2,file]
.Tn FTP
サーバとのコネクションの確立を試みます。
.Ic 自動ログイン
-オプションがオン ( デフォルト時 ) の場合には、
+オプションがオン (デフォルト時) の場合には、
.Nm
は自動的に
.Tn FTP
-サーバに対してログインを行ないます ( 以下を参照 ) 。
+サーバに対してログインを行ないます (以下を参照)。
.It Ic page Ar file
.Ic file
を取得して、
@@ -652,7 +652,7 @@ nmap $1.$2.$3 [$1,$2].[$2,file]
で指定されたプログラム
(デフォルトは
.Xr less 1
-)を使って表示します。
+) を使って表示します。
.It Ic passive
パッシブモードを切り替えます。パッシブモードがオン
(デフォルトはオフ) なら、ftp クライアントは
@@ -729,9 +729,9 @@ nmap $1.$2.$3 [$1,$2].[$2,file]
.Sq yes
として扱われます。
.It Ic proxy Ar ftp-command
-ftp コマンドを 2次制御接続上で実行します。
+ftp コマンドを 2 次制御接続上で実行します。
本コマンドを用いることで、同時に 2 つのリモートマシンとコネクションを確立し、
-2つのサーバ間でファイル転送を行なうようにすることができるようになります。
+2 つのサーバ間でファイル転送を行なうようにすることができるようになります。
最初の
.Ic proxy
コマンドは
@@ -952,7 +952,7 @@ getと似ていますが、
が指定されていなくて、
.Tn FTP
サーバが必要とする場合は
-( ローカルエコーをオフにしてから )
+(ローカルエコーをオフにしてから)
.Nm
がユーザに問い合わせます。
.Ar account
@@ -1016,9 +1016,9 @@ account コマンドがリモートサーバに渡されます。
.Dq 古典的な
ftp の形式
.It ftp://[user:password@]host[:port]/file
-ftp URL形式で、
+ftp URL 形式で、
.Ev ftp_proxy
-が定義されていなければ ftpプロトコルで取得します。
+が定義されていなければ ftp プロトコルで取得します。
そうでなければ
.Ev ftp_proxy
で指定されたプロキシを経由した http を使って転送します。
@@ -1032,9 +1032,9 @@ ftp URL形式で、
.Ar user
でログインします。
.It http://host[:port]/file
-HTTP URL形式、http プロトコルで取得します。
+HTTP URL 形式、http プロトコルで取得します。
.Ev http_proxy
-が定義されている場合は、その内容が HTTPプロキシサーバの
+が定義されている場合は、その内容が HTTP プロキシサーバの
URL として使用されます。
.El
.Pp
@@ -1117,7 +1117,7 @@ URL として使用されます。
.Nm
は与えられた引数をつけて
.Xr popen 3
-を用いてシェルを呼び出し、標準入力から(標準出力へ)読み出し(書き込み)ます。
+を用いてシェルを呼び出し、標準入力から (標準出力へ) 読み出し (書き込み) ます。
シェルコマンドにスペースが含まれている時には
引数は引用符で囲まれなければなりません。
(例:
@@ -1125,7 +1125,7 @@ URL として使用されます。
)
特に有用な例としては \*(Lqdir \&|more\*(Rq があります。
.It
-上記のチェックにひっかからず、 ``globbing'' が許可されている場合、
+上記のチェックにひっかからず、``globbing'' が許可されている場合、
ローカルファイル名は
.Xr csh 1
のファイル名展開規則にしたがって展開されます。
@@ -1276,7 +1276,7 @@ new-line によって分割されます。
マクロは指定された名前を用いて定義されます。
その内容は
.Pa .netrc
-の次の行から始まり、空行 ( 改行文字の連続 ) が現れるまで続きます。
+の次の行から始まり、空行 (改行文字の連続) が現れるまで続きます。
.Ic init
というマクロが定義されているならば、
自動ログイン処理の中での最後の段階で自動的に実行されます。
@@ -1318,10 +1318,10 @@ new-line によって分割されます。
パッシブモードの FTP をデフォルトで使用します。
.It Ev FTPSERVER
.Ic gate
-が有効な時に gate-ftpサーバとして使用するホスト。
+が有効な時に gate-ftp サーバとして使用するホスト。
.It Ev FTPSERVERPORT
.Ic gate
-が有効な時に gate-ftpサーバに接続するのに使うポート。
+が有効な時に gate-ftp サーバに接続するのに使うポート。
デフォルトは
.Dq ftpgate/tcp
@@ -1337,10 +1337,10 @@ new-line によって分割されます。
.It Ev SHELL
デフォルトで起動するシェルを定義します。
.It Ev ftp_proxy
-FTP URLリクエストを発行する時に使う FTPプロキシの URL
-(定義されていなければ標準の ftpプロトコルを使います)。
+FTP URL リクエストを発行する時に使う FTP プロキシの URL
+(定義されていなければ標準の ftp プロトコルを使います)。
.It Ev http_proxy
-HTTP URLリクエストを発行する時に使う HTTPプロキシの URL。
+HTTP URL リクエストを発行する時に使う HTTP プロキシの URL。
.El
.Sh 関連項目
.Xr getservbyname 3 ,
diff --git a/ja/man/man1/grep.1 b/ja/man/man1/grep.1
index 0344107757..6361697320 100644
--- a/ja/man/man1/grep.1
+++ b/ja/man/man1/grep.1
@@ -169,7 +169,7 @@ FTS ライブラリとともにコンパイルした場合、以下のオプションが
オプション指定時に、シンボリックリンクを辿りません。
.TP
.BI \-R
-ファイルのみを検索する代わりに、ファイルを根とするファイル階層を検索します。
+files のみを検索する代わりに、files を根とするファイル階層を検索します。
.TP
.LP
次のオプションは zlib ライブラリと共にコンパイルした場合のみ使用可能です:
diff --git a/ja/man/man1/lastcomm.1 b/ja/man/man1/lastcomm.1
index 4fb6bb8b97..04f98fd535 100644
--- a/ja/man/man1/lastcomm.1
+++ b/ja/man/man1/lastcomm.1
@@ -52,17 +52,6 @@
ないときは、現在のアカウント情報ファイルが存在している間に実行されたすべて
のコマンドの記録を表示します。
.Pp
-.\" この部分原文にはありませんが、正しいことを確認しています。
-.\" Kazuo HORIKAWA <horikawa@isrd.hitachi.co.jp>
-このコマンドを使用するには、あらかじめ
-.Xr accton 8
-で、アカウント
-情報ファイルを設定しておく必要があります。このファイルはデフォルトでは、
-.Pa /var/account/acct
-ですが、存在しない場合にはあらかじめrootで
-touch /var/account/acctとしておいてから、accton /var/account/acct
-を実行しなければなりません(通常 /etc/rc で起動されます)。
-.Pp
以下のオプションを使用可能です:
.Bl -tag -width XXfXfileX -compact
.Pp
@@ -128,7 +117,7 @@ touch /var/account/acctとしておいてから、accton /var/account/acct
.Pq Fl s
またはユーザ
.Pq Fl u
-時間の合計(秒)
+時間の合計 (秒)
.It
プロセスが開始
.Pq Fl S
@@ -139,7 +128,7 @@ touch /var/account/acctとしておいてから、accton /var/account/acct
.Pp
フラグには次のようなものがあります:
``S''
-コマンドはスーパーユーザーによって実行されました。
+コマンドはスーパーユーザによって実行されました。
``F''
コマンドが
.Xr fork 2
diff --git a/ja/man/man1/login.1 b/ja/man/man1/login.1
index b1cfb43adf..6bc248f021 100644
--- a/ja/man/man1/login.1
+++ b/ja/man/man1/login.1
@@ -165,7 +165,7 @@ last login account records
.It Pa /var/log/wtmp
ログイン・ログアウト状況
.It Pa /var/mail/user
-ユーザーごとのメイルボックス
+ユーザごとのメイルボックス
.It Pa \&.hushlogin
ログインメッセージを抑止するファイル
.It Pa /etc/auth.conf
diff --git a/ja/man/man1/lpr.1 b/ja/man/man1/lpr.1
index 05f9888d6b..0a4518f51e 100644
--- a/ja/man/man1/lpr.1
+++ b/ja/man/man1/lpr.1
@@ -59,9 +59,9 @@
もしファイル名が指定されないようなら、標準入力から読みます。
.Pp
以下の単一文字のオプションは、ファイルが通常のテキストファイルでないこ
-とをラインプリンタのスプールデーモンに教えるためのものです。スプールデー
-モンはそのデータを適切に出力するために、データにふさわしいフィルタを使
-うようになります。
+とをラインプリンタのスプールデーモンに教えるためのものです。
+スプールデーモンはそのデータを適切に出力するために、
+データにふさわしいフィルタを使うようになります。
.Bl -tag -width indent
.It Fl c
ファイルが
@@ -85,17 +85,17 @@
.It Fl n
ファイルが
.Em ditroff
-(デバイスに依存しないtroff) からのデータであるとみなします。
+(デバイスに依存しない troff) からのデータであるとみなします。
.It Fl p
ファイルの整形に
.Xr pr 1
を利用します。
.It Fl t
-ファイルが(写植印字コマンドである)
+ファイルが (写植印字コマンドである)
.Xr troff 1
からのデータであるとみなします。
.It Fl v
-ファイルが Benson Varian のようなデバイスのためのラスターイメージを
+ファイルが Benson Varian のようなデバイスのためのラスタイメージを
含むものとみなします。
.El
.Pp
@@ -103,7 +103,7 @@
.Bl -tag -width indent
.It Fl P
指定したプリンタに出力します。これを指定しない通常の場合は、
-デフォルトプリンタが使われる (これはサイトごとに依存します)か、
+デフォルトプリンタが使われる (これはサイトごとに依存します) か、
環境変数
.Ev PRINTER
の値が使われます。
@@ -116,14 +116,14 @@
.Fl s
オプション使用時には出力の終了時に削除します。
.It Fl s
-シンボリックリンクを利用します。通常、ファイルはスプールディ
-レクトリにコピーされますが、大きなファイルをコピーするよりは
+シンボリックリンクを利用します。通常、ファイルはスプールディレクトリに
+コピーされますが、大きなファイルをコピーするよりは
.Fl s
オプションで
.Xr symlink 2
-を使ってデータファイルにリンクを張ったほうがよ
-いでしょう。つまり、これはファイルのプリントアウトが完了するまではファ
-イルに変更を加えたり、削除したりするべきではないということを意味します。
+を使ってデータファイルにリンクを張ったほうがよいでしょう。
+つまり、これはファイルのプリントアウトが完了するまでは
+ファイルに変更を加えたり、削除したりするべきではないということを意味します。
.El
.Pp
残りのオプションはコピーを行ったり、ページの表示やヘッダの表示を行います:
@@ -134,12 +134,12 @@
.Bd -literal -offset indent
lpr \-#3 foo.c bar.c more.c
.Ed
-は、foo.cのコピーを3回行った後、bar.cのコピーを3回行います。一方、
+は、foo.c のコピーを 3 回行った後、bar.c のコピーを 3 回行います。一方、
.Bd -literal -offset indent
cat foo.c bar.c more.c \&| lpr \-#3
.Ed
.Pp
-は、連結されたファイルのコピーを3回行います。
+は、連結されたファイルのコピーを 3 回行います。
この機能を禁止してコピー機の使用を推奨しているサイトがあるかもしれません。
.It Xo
.Fl Ns Oo Cm 1234 Oc Ar font
@@ -155,9 +155,9 @@ cat foo.c bar.c more.c \&| lpr \-#3
lpr \-C EECS foo.c
.Ed
.Pp
-は、バーストページのシステム名(
+は、バーストページのシステム名 (
.Xr hostname 1
-で返される)を EECS に置き換えて、foo.c をプリントします。
+で返される) を EECS に置き換えて、foo.c をプリントします。
.It Fl J Ar job
バーストページに書くジョブ名です。通常は、
一番最初のファイルの名前が使われます。
@@ -165,9 +165,9 @@ lpr \-C EECS foo.c
.Xr pr 1
のタイトル名に、ファイル名のかわりにこのタイトルを使います。
.It Fl U Ar user
-バーストページで使うユーザー名であり、課金目的でも利用されます。
-このオプションは実ユーザidがデーモン(あるいはデーモンの代わりに
-printcap中で指定されているユーザ)のみ使用できます。
+バーストページで使うユーザ名であり、課金目的でも利用されます。
+このオプションは実ユーザ id が daemon (あるいは daemon の代わりに
+printcap 中で指定されているユーザ) のみ使用できます。
.It Fl i numcols
出力が
.Pq Ar numcols
@@ -221,7 +221,7 @@ printcap中で指定されているユーザ)のみ使用できます。
でしょう。
.Nm
はバイナリファイルを印刷することを目的としています.
-もしルート以外のあるユーザーがファイルを印刷しようとしてスプールに
+もし root 以外のあるユーザがファイルを印刷しようとしてスプールに
失敗したら、
.Nm
はその旨のメッセージを印刷してそのファイルは印刷されません。
diff --git a/ja/man/man1/passwd.1 b/ja/man/man1/passwd.1
index 4015bb4a31..c34d592073 100644
--- a/ja/man/man1/passwd.1
+++ b/ja/man/man1/passwd.1
@@ -100,7 +100,7 @@ NIS のパスワードマップにも存在しない場合、
.Nm passwd
はエラーを返します。
.Pp
-NIS のパスワードを変更するとき、非特権ユーザーは
+NIS のパスワードを変更するとき、非特権ユーザは
確認のために現在のパスワードの入力を求められます (
.Xr rpc.yppasswdd 8
デーモンはいかなる変更でも NIS パスワードマップに加える前に
diff --git a/ja/man/man1/rcp.1 b/ja/man/man1/rcp.1
index caf1df1715..cf91b91b88 100644
--- a/ja/man/man1/rcp.1
+++ b/ja/man/man1/rcp.1
@@ -96,8 +96,8 @@
上のユーザ
.Ar ruser
のログインディレクトリ
-(リモートユーザー名が指定されていなければ、現在のユーザー名の
-ログインディレクトリ)からの相対パスと解釈します。
+(リモートユーザ名が指定されていなければ、現在のユーザ名の
+ログインディレクトリ) からの相対パスと解釈します。
リモートマシン上のファイル指定にワイルドカードなどのメタキャラクタを
含める場合は、ローカルマシンのシェルによりワイルドカードが
展開されないよう \e、" または \(aa でクォートする必要があります。
@@ -105,11 +105,12 @@
.Nm
では
.Xr rsh 1
-を使用するため同様のユーザーの認証が必要とされ、パスワードを要求する
+を使用するため同様のユーザの認証が必要とされ、パスワードを要求する
プロンプトを出しません。
.Pp
.Nm
-では転送元、転送先ともにリモートマシンを指定し、第3者によるリモートマシン間での
+では転送元、転送先ともにリモートマシンを指定し、
+第三者によるリモートマシン間での
ファイルのコピーを行うこともできます。
.Sh 関連ファイル
.Bl -tag -width /etc/auth.conf -compact
@@ -130,7 +131,7 @@
.Nm
は、
.Bx 4.3 Reno
-において Kerberos を組み込んで再インプリメントされました。
+において Kerberos を組み込んで再実装されました。
.Sh バグ
ディレクトリが指定されるべき場所にファイルが指定されている場合を検出で
きるとは限りません。
@@ -146,5 +147,5 @@
.Bx 4.2
.Nm
-が動作している場合、``rhost.rname''のように転送先のユーザー名とホスト
+が動作している場合、``rhost.rname''のように転送先のユーザ名とホスト
名を指定しなければなりません。
diff --git a/ja/man/man1/stty.1 b/ja/man/man1/stty.1
index e28e3f8c61..afd7c37546 100644
--- a/ja/man/man1/stty.1
+++ b/ja/man/man1/stty.1
@@ -126,7 +126,7 @@ hupcl
.Pq Fl hupcl
と同じです。
.It Cm cstopb Pq Fl cstopb
-ストップビットを 2ビット (1ビット) にします。
+ストップビットを 2 ビット (1 ビット) にします。
.It Cm cread Pq Fl cread
受話器を有効 (無効) にします。
.It Cm clocal Pq Fl clocal
@@ -204,7 +204,8 @@ ASCII BEL キャラクタを出力キューに送ります (端末が鳴ります)。
これは termios 構造体の c_oflag に相当します。
.Bl -tag -width Fl
.It Cm opost Pq Fl opost
-プロセス後の処理を行った上で出力をします (プロセス後の処理を行わずに出力します。
+プロセス後の処理を行った上で出力をします
+(プロセス後の処理を行わずに出力します。
この指定をすると、他のすべての出力モードが無視されます)。
.It Cm onlcr Pq Fl onlcr
出力の
@@ -218,7 +219,7 @@ ASCII BEL キャラクタを出力キューに送ります (端末が鳴ります)。
.Ss ローカルモード:
.Pp
ローカルモードのフラグ (lflags) は端末処理のさまざまな属性に影響します。
-歴史的には、"local"という名前のつけられた新しいジョブコントロール機能
+歴史的には、"local" という名前のつけられた新しいジョブコントロール機能
は Jim Kulp によって
.Tn IIASA
@@ -229,7 +230,7 @@ Evans Hall, UC Berkeley の最初の
.Tn VAX
上で走りました。その際ジョブコントロールの細部は大幅に変更されましたが、
構造体の定義と名前は根本的には変わりませんでした。
-lflag の 'l' の二つ目の解釈は、
+lflag の 'l' の 2 つ目の解釈は、
.Ar termios
構造体の
.Ar c_lflag
@@ -313,7 +314,7 @@ echo が無効になっているときでも
を割り当てます。もし string が 1 文字だけなら、その文字に
.Ar control-character
が割り当てられます。
-string が二文字の "^-" もしくは "undef" の場合は
+string が 2 文字の "^-" もしくは "undef" の場合は
.Ar control-character
は無効にされます (つまり、
.Pf { Dv _POSIX_VDISABLE Ns }
@@ -386,7 +387,7 @@ CRT ディスプレイ用に適合するモードをすべて有効 (無効) にします。
システムステータス行の生成を有効 (無効) にします。
このステータス行はシステムの負荷、現在のコマンドの名前、プロセス ID、
プロセスが待っているイベント (あるいはプロセスの状態)、
-ユーザー時間とシステム時間、CPU利用率、現在のメモリ使用状況
+ユーザ時間とシステム時間、CPU 利用率、現在のメモリ使用状況
からなっています。
.It Cm columns Ar number
端末の大きさを
@@ -437,7 +438,7 @@ stty "$save_state"
.fi
.It Cm size
-端末の大きさを行、列の順に並べた一行で表示します。
+端末の大きさを行、列の順に並べた 1 行で表示します。
.El
.Ss 互換モード:
.Pp
diff --git a/ja/man/man1/tar.1 b/ja/man/man1/tar.1
index 8d9b0c17eb..8a1e3bed8b 100644
--- a/ja/man/man1/tar.1
+++ b/ja/man/man1/tar.1
@@ -56,7 +56,7 @@ tarfile は通常磁気テープを指しますが、フロッピディスケットや
を意味しています (下記に詳細があります)。
これらの他に、以下に詳細を述べる機能変更文字を、コマンド単語に
含めることができます。それらのいくつかは、コマンド単語内と同じ順で
-コマンドライン引数を要求します (使用例の節を参照) 。
+コマンドライン引数を要求します (使用例の節を参照)。
機能文字と機能変更文字は、GNU 形式の引数で指定することもできます
(2 つのダッシュを最初に付け、1 つのコマンド単語ごとに機能文字か
機能変更文字を 1 つだけ指定する)。
@@ -394,11 +394,10 @@ tar cf - -C srcdir . | tar xpf - -C destdir
ことに注意してください。次のようにタイプしなければならないわけで
はなく、上記のような書き方で 1 文字フラグを使うことができます。
.Pp
-.Dl tar --block-compress --gzip --verbose --file /dev/rfd1a --block-size 20 tar
-/
+.Dl tar --block-compress --gzip --verbose --file /dev/rfd1a --block-size 20 tar/
.Pp
-上のようにして作成したディスクの内容は、次のようにすればリスト表
-示できます。
+上のようにして作成したディスクの内容は、次のようにすればリスト
+表示できます。
.Pp
.Dl tar tvfbz /dev/rfd1a 36
.Pp
diff --git a/ja/man/man1/vi.1 b/ja/man/man1/vi.1
index 546191c74f..4c1a450b08 100644
--- a/ja/man/man1/vi.1
+++ b/ja/man/man1/vi.1
@@ -50,8 +50,8 @@ ex, vi, view \- テキストエディタ
] [file ...]
.SH ライセンス
vi プログラムは自由に再配布できます。ライセンスファイルに挙げた条件の
-基で、コピー、改変、他者との共有は自由にして下さい。どこかの会社(個人
-ではありません!)で vi が購入を希望するほど十分有用であると認めた場合、
+基で、コピー、改変、他者との共有は自由にして下さい。どこかの会社
+(個人ではありません!) で vi が購入を希望するほど十分有用であると認めた場合、
または会社で再配布を希望する場合、作者へ寄付をいただければ幸いです。
.SH 解説
.I \&vi
@@ -65,10 +65,10 @@ vi プログラムは自由に再配布できます。ライセンスファイルに挙げた条件の
エディット中に切替えることが可能です。
.I view
-.IR \&vi .
+.IR \&vi
.B \-R
-(リードオンリー) オプション
+(読み込み専用) オプション
をつけて実行した場合と同じです。
.PP
このマニュアルは
@@ -81,7 +81,7 @@ vi プログラムは自由に再配布できます。ライセンスファイルに挙げた条件の
.I \&ex
.I \&vi
-のバグ一つ一つの互換性も含めて置き換えたつもりです。
+のバグひとつひとつの互換性も含めて置き換えたつもりです。
このマニュアルでは、以後、伝統的な
.IR ex/vi
の実装と区別する必要がある時だけ、
@@ -93,7 +93,7 @@ vi プログラムは自由に再配布できます。ライセンスファイルに挙げた条件の
を既に良く知っているユーザのためのものです。それ以外の人は、このマニュアルを
読む前に良いチュートリアルをしっかりと読んでおくべきです。あなたが不慣れな
環境のもとで、否応無く、しかも直ちに仕事を片付けなければならないなら、
-オプションの一覧の後にある、 ``ファースト スタートアップ'' という
+オプションの一覧の後にある、``ファーストスタートアップ'' という
タイトルのセクションを読んで下さい。
あなたがその仕事をこなすには、おそらくこれで十分でしょう。
.PP
@@ -132,7 +132,7 @@ gtags モードで編集を開始します。
であるかのように、もしくは
.B readonly
オプション付きで起動されたかのように、
-リードオンリーモードで編集を開始します。
+読み込み専用モードで編集を開始します。
.TP
.B \-r
指定したファイルの復旧を行ないます。もしファイルが指定されなかった場合は、
@@ -214,7 +214,7 @@ gtags モードで編集を開始します。
つまり、テキストを入力したり、コマンドを実行したりするには、
それぞれの作業を正しいモードで実行しなければなりません。
ファイル編集の最初はコマンドモードになっています。入力モードにする
-コマンドが幾つかあります。入力モードから抜けるキーはただ一つで、
+コマンドが幾つかあります。入力モードから抜けるキーはただひとつ、
それは <escape> キーです。
(キーの名前は、<,> ではさんで書くことにします。
例えば、<escape> は ``エスケープ''
@@ -228,7 +228,7 @@ gtags モードで編集を開始します。
は、許されていないことを何か試みたり、行なったりするとビープ音を鳴らします。
エラーメッセージも表示します。)
.PP
-ファイルの編集を始めるには、 ``vi file_name<carriage-return>''
+ファイルの編集を始めるには、``vi file_name<carriage-return>''
という具合に、コマンドを入れます。
編集を始めると、まず直ちに、
``:set verbose showmode<carriage-return>''
@@ -249,7 +249,7 @@ gtags モードで編集を開始します。
カーソルを 1 行上へ動かす。
.TP
.B l
-カーソルを1文字右へ動かす。
+カーソルを 1 文字右へ動かす。
.TP
.B <cursor-arrows>
カーソルを矢印が示す方へ動かす。
@@ -326,8 +326,8 @@ gtags モードで編集を開始します。
.PP
最後に注意していただきたいこととして、
通常の文字ではない文字は、画面上で複数カラムを占めることがあります。また、
-長い行は、画面上の1行に収まらないこともあります。
-上記のコマンドは、 ``物理的な'' 行や文字に対して作用します。
+長い行は、画面上の 1 行に収まらないこともあります。
+上記のコマンドは、``物理的な'' 行や文字に対して作用します。
つまり、行関係のコマンドはその行が画面上で
何行になろうと行全体に影響を及ぼしますし、文字関係のコマンドはその文字が
画面上で何カラムを占めていても、その文字全体に影響を及ぼします。
@@ -514,7 +514,7 @@ ex コマンドを実行します。
.TP
.B "[count] B"
.I count
-で指定された回数だけ、大単語(bigword)の先頭文字への移動を繰り返します。
+で指定された回数だけ、大単語 (bigword) の先頭文字への移動を繰り返します。
.TP
.B "[buffer] [count] C"
現在位置から行末までを変更します。
@@ -566,7 +566,7 @@ ex コマンドを実行します。
.TP
.B "Q"
.I \&vi
-(もしくは visual)モードを終了し、
+(もしくは visual) モードを終了し、
.I \&ex
モードへ切り替わります。
.TP
@@ -597,7 +597,7 @@ ex コマンドを実行します。
で指定した回数だけ、カーソルの前の文字を削除します。
.TP
.B "[buffer] [count] Y"
-行のコピー、 (もしくは ``ヤンク'') を
+行のコピー、(もしくは ``ヤンク'') を
.I count
で指定した行数だけ、指定したバッファに取り込みます。
.TP
@@ -690,7 +690,7 @@ ex コマンドを実行します。
.TP
.B "[buffer] [count] y motion"
.I count
-と motion で指定された範囲をバッファへコピー(もしくは ``yank'')します。
+と motion で指定された範囲をバッファへコピー (もしくは ``yank'') します。
.TP
.B "[count1] z [count2] -|.|+|^|<carriage-return>"
画面を再表示します。あわせてカーソル位置や画面のサイズを変更することも
@@ -713,7 +713,7 @@ ex コマンドを実行します。
.TP
.B "[count] ~"
.I count
-で指定した回数だけ、文字(列)の大文字、小文字を入れ換えます。
+で指定した回数だけ、文字 (列) の大文字、小文字を入れ換えます。
.TP
.B "[count] ~ motion"
.I count
@@ -824,7 +824,7 @@ cscope コマンドを実行する。
ファイルから行を削除します。
.TP
.B "di[splay] b[uffers] | c[onnections] | s[creens] | t[ags]"
-バッファ、cscope接続、画面、タグを表示します。
+バッファ、cscope 接続、画面、タグを表示します。
.TP
.B "[Ee][dit][!] [+cmd] [file]"
.TP
@@ -847,7 +847,7 @@ cscope コマンドを実行する。
.B "[range] g[lobal] /pattern/ [commands]"
.TP
.B "[range] v /pattern/ [commands]"
-パターンに合致した(しない)行にコマンドを適用します。
+パターンに合致した (しない) 行にコマンドを適用します。
.TP
.B "he[lp]"
ヘルプメッセージを表示します。
@@ -892,7 +892,7 @@ cscope コマンドを実行する。
オプションを用いてファイルを復元できる形式にして保存します。
.TP
.B "[Pp]rev[ious][!]"
-引数リストで指定した一つ前のファイルを編集します。
+引数リストで指定した 1 つ前のファイルを編集します。
.TP
.B "[range] p[rint] [count] [flags]"
指定した行を表示します。
@@ -999,14 +999,14 @@ cscope コマンドを実行する。
.B "[line] z [type] [count] [flags]"
ウィンドウのサイズを調節します。
.SH SET オプション
-set (または unset)することによりエディターの動作を変更することができる
+set (または unset) することによりエディターの動作を変更することができる
オプションが非常にたくさんあります。このセクションでは、
これらのオプションとその短縮形とデフォルト値を説明します。
.PP
以下の各項目では、最初にオプションをフルネームで、
その次に同じ意味を持つ短縮形が続きます。
角括弧の部分は、デフォルト値です。
-ほとんどのオプションは on または off のような bool 値で、
+ほとんどのオプションは on または off のようなブール値で、
関連する値は持ちません。
.PP
これらのオプションは、特に断りがない場合は
@@ -1137,10 +1137,10 @@ tags の代わりに GTAGS と GRTAGS を使います。
.B showmatch
オプションが設定されている場合、
.I ex/vi
-は対になる括弧の上で一時停止しますが、その停止時間を1/10秒単位で指定します。
+は対になる括弧の上で一時停止しますが、その停止時間を 1/10 秒単位で指定します。
.TP
.B "mesg [on]"
-他のユーザーからのメッセージ着信を許可します。
+他のユーザからのメッセージ着信を許可します。
.TP
.B "modelines, modeline [off]"
それぞれのファイルの最初と最後の数行を
@@ -1188,7 +1188,6 @@ tags の代わりに GTAGS と GRTAGS を使います。
.TP
.B "path []"
編集するファイルを探すディレクトリの追加分を定義します。
-Define additional directories to search for files being edited.
.\" I cannot get a double quote to print between the square brackets
.\" to save my life. The ONLY way I've been able to get this to work
.\" is with the .tr command.
@@ -1266,7 +1265,7 @@ Define additional directories to search for files being edited.
.B "showmatch, sm [off]"
.I \&vi
のみ。
-``{'' と ``('' に対し ``}'' and ``)'' の括弧の対応を表示します。
+``{'' と ``('' に対し ``}'' と ``)'' の括弧の対応を表示します。
.TP
.B "showmode, smd [off]"
.I \&vi
@@ -1323,17 +1322,17 @@ Define additional directories to search for files being edited.
.B "w300 [no default]"
.I \&vi
のみ。
-転送レートが1200ボー以下の場合に設定するウィンドウサイズ。
+転送レートが 1200 ボー以下の場合に設定するウィンドウサイズ。
.TP
.B "w1200 [no default]"
.I \&vi
のみ。
-転送レートが1200ボーの場合に設定するウィンドウサイズ。
+転送レートが 1200 ボーの場合に設定するウィンドウサイズ。
.TP
.B "w9600 [no default]"
.I \&vi
のみ。
-転送レートが1200ボー以上の場合に設定するウィンドウサイズ。
+転送レートが 1200 ボー以上の場合に設定するウィンドウサイズ。
.TP
.B "warn [on]"
.I \&ex
@@ -1568,7 +1567,7 @@ $HOME/.exrc
のソースコードが置かれている
.I nvi/docs/internals
ディレクトリの
-``autowrite'', ``input'', ``quoting'' , ``structures''
+``autowrite'', ``input'', ``quoting'', ``structures''
といったファイル群。
.SH 歴史
.I ex/vi
diff --git a/ja/man/man6/sail.6 b/ja/man/man6/sail.6
index f9049da705..63761fcbd5 100644
--- a/ja/man/man6/sail.6
+++ b/ja/man/man6/sail.6
@@ -49,7 +49,7 @@
.TH SAIL 6 "December 30, 1993"
.UC 4
.SH 名称
-sail \- マルチユーザー版ゲーム「帆船の戦い」
+sail \- マルチユーザ版ゲーム「帆船の戦い」
.SH 書式
.B sail
[
@@ -66,7 +66,7 @@ sail \- マルチユーザー版ゲーム「帆船の戦い」
.br
.fi
.SH 解説
-.I Sail
+.I sail
は、もともとは、S. Craig Taylor によって開発された、アバロンヒル社の戦闘帆船
ボードゲームのコンピュータ版です。
.PP
@@ -76,23 +76,22 @@ sail \- マルチユーザー版ゲーム「帆船の戦い」
プレイヤーは、ゲームの中に記録された数多くの歴史上の海戦の中の一つを再現しても
よいし、空想上の戦闘を選ぶこともできます。
.PP
-.I Sail
+.I sail
海軍の艦長として、プレイヤーは自分の艦の活動については完全な管理ができます。
プレイヤーは全ての操作を命令し、帆装を変更し、そして片舷斉射の恐ろしい破壊力
を解き放つ正しい瞬間を判断しなければなりません。
更に、敵と戦うことに加えて、プレイヤーは、風と海の力を味方につけて
-自分のために働かせ
-なければなりません。
-帆船時代の多くの海戦の勝敗は、ある一人の艦長の'風上'をとる能力により
+自分のために働かせなければなりません。
+帆船時代の多くの海戦の勝敗は、ある一人の艦長の '風上' をとる能力により
決せられました。
.PP
フラグは:
.TP
.B \-s
-上位10位までの船員の名前と艦を表示します。
+上位 10 位までの船員の名前と艦を表示します。
.TP
.B \-l
-ログイン名を表示します。\fB-s\fPとともに指定したときだけ有効です。
+ログイン名を表示します。\fB-s\fP とともに指定したときだけ有効です。
.TP
.B \-x
どの艦にするかという選択を求められるかわりに、
@@ -102,10 +101,10 @@ sail \- マルチユーザー版ゲーム「帆船の戦い」
.B \-b
ベルを鳴らしません。
.SH 実装
-.I Sail
+.I sail
は実は二つのプログラムを一つにまとめたものです。
各プレイヤーは彼自身の船を動作させるプロセスを起動します。
-それに加えて、(最初のプレイヤーによって)起動された
+それに加えて、(最初のプレイヤーによって) 起動された
.I ドライバ[driver]
プロセスが、コンピュータ船を動作させ、
さらに全体にわたる記録計算を引き受けて処理します。
@@ -116,7 +115,7 @@ sail \- マルチユーザー版ゲーム「帆船の戦い」
しているように見えるでしょう。
.PP
もし、あるプレイヤーが現在進行中のゲームに参加したとすると、
-他のプレイヤーと同期して同じ速度になるでしょう(皆にすれば
+他のプレイヤーと同期して同じ速度になるでしょう (皆にすれば
幾分か遅くなります)。
.\"X 一人参加することで、今までプレイしていた人も含めてみんなの状態が
.\"X どうなるかを説明しようとしているのでしょう。
@@ -124,23 +123,25 @@ sail \- マルチユーザー版ゲーム「帆船の戦い」
.\"X play along with the rest ... ここで「他のプレイヤーと一緒に」という
.\"X 必要はないはず。ならば、「他のプレイヤーと同様に」という意味だろう。
.PP
-マルチユーザゲームを Version 7 UNIX\(emこれは
-.I Sail
-がその上で最初に書かれたオペレーティングシステムでした\(emに実装するためには、
+マルチユーザゲームを Version 7 UNIX \(em これは
+.I sail
+がその上で最初に書かれたオペレーティングシステムでした \(em
+に実装するためには、
通信しているプロセスがメッセージを読み書きする場所として共通の一時ファイル
を使う必要がありました。
それに加えて、共有ファイルへの排他的アクセスを保証するため、
ロック機構が供給されなければなりませんでした。
例えば、
.I Sail
-はシナリオ21については、/tmp/#sailsink.21という名前の一時ファイルを使います。
+はシナリオ 21 については、
+/tmp/#sailsink.21 という名前の一時ファイルを使います。
そして、他のシナリオに対してはそれに類するファイル名を使用します。
一時ファイルへの排他的アクセスを供給するために、
-.I Sail
+.I sail
は Jeff Cohen 作の "pubcaves" と呼ばれる古いゲームから盗んだテクニックを
使っています。
-"/tmp/#saillock.??"という名前のファイル
-("??" はゲームのシナリオ番号に対応しています)への
+"/tmp/#saillock.??" という名前のファイル
+("??" はゲームのシナリオ番号に対応しています) への
リンクを作成できるまでの間、プロセスが次のようなループ
.br
.sp
@@ -156,9 +157,9 @@ UNIX はリンクが唯一つのファイル
.PP
この仕組みが実際に機能するかどうかについては、さらなる考察が必要でしょう。
.\"X is open to speculation ... 「熟慮しないまま放ってある」だと思う。
-それというのも、マシン ucbmiro (=miro.berkeley.edu の BITNET アドレス)が
+それというのも、マシン ucbmiro (=miro.berkeley.edu の BITNET アドレス) が
暴走してリブートしたとき、ファイルシステム検査プログラムによって、
-.I Sail
+.I sail
の一時ファイルとそれがリンクしているファイルの間に、3 個のリンクが発見され
ましたから。
.SH プレイヤープロセスとドライバプロセスとを分離した結果
@@ -175,7 +176,7 @@ UNIX はリンクが唯一つのファイル
に書き戻します。
.PP
この通信がゲームに及ぼす最も顕著な効果は移動の遅れです。
-もしもプレイヤーが彼の船の移動をタイプして、リターンキイを叩いたとしましょう。
+もしもプレイヤーが彼の船の移動をタイプして、リターンキーを叩いたとしましょう。
次に何が起こるでしょうか?
プレイヤープロセスは一時ファイルに書き込むべきメッセージをバッファに
溜込みます。
@@ -183,21 +184,21 @@ UNIX はリンクが唯一つのファイル
を獲得して、そのバッファを一時ファイルに書き出します。
ドライバプロセスは非同期的に動作しています。これは、移動コマンドを
読み込み、そのコマンドを処理し、そしてその結果を書き出さなければなりません。
-これには、一時ファイルへの2回の排他的アクセスを必要とします。
-最後に、プレイヤープロセスがもう1回の更新にやっと取り掛かる頃、
+これには、一時ファイルへの 2 回の排他的アクセスを必要とします。
+最後に、プレイヤープロセスがもう 1 回の更新にやっと取り掛かる頃、
移動の結果がスクリーン上に表示されます。
それゆえ、プレイヤーが自分が行なった移動結果を知るまでに、
移動それぞれにつき、一時ファイルへ排他的アクセス 4 回
-(1回の排他的アクセスに7秒から21秒の間のどれくらいの時間を要するかは、
-非同期性に依存しています)が要求されます。
+(1 回の排他的アクセスに 7 秒から 21 秒の間のどれくらいの時間を要するかは、
+非同期性に依存しています) が要求されます。
.PP
実際は、遅れはそう見えるほどには厄介なものではありません。
移動には、パイプライン処理の余地があります。
プレイヤーは1番めの移動メッセージを書き込んだあと、2番目の移動コマンドを
入力できます。
-1番目のメッセージは、一時ファイルの中でドライバプロセスの読み込みを
+1 番目のメッセージは、一時ファイルの中でドライバプロセスの読み込みを
待ちます。そして、
-2番目のメッセージは、ファイルバッファにあってファイルに書き出されるのを待って
+2 番目のメッセージは、ファイルバッファにあってファイルに書き出されるのを待って
います。
そういうわけで、常に1回だけターンを先行して移動コマンドを打ち込むことで、
プレイヤーはじゅうぶん素早く帆走することができます。
@@ -207,32 +208,32 @@ UNIX はリンクが唯一つのファイル
同じ更新期間中の複数の移動コマンドは、ある意味で互いに上書きし合います。
.SH SAILの歴史
筆者は
-.I Sail
+.I sail
の最初のバージョンを 1980 年の秋に PDP 11/70 の上で書きました。
言うまでもなく、コードは恐ろしいもので、
移植可能とはとうてい言えるものでもなく、そして動きもしませんでした。
プログラムは、全くモジュール化されていない上に、数行おきに fseek() や
-fwrite()がありました。
+fwrite() がありました。
トップダウン手法による徹底的な書き換えによって、1981 年までに筆者は最初の
機能するバージョンを仕上げました。
.\"X got .... up の up は「仕上げた」というニュアンスかと。
片舷斉射の発射や方角の発見に関していくつかのやっかいなバグがありました。
ところで、
-.I Sail
+.I sail
は浮動小数点を使っていません。それで、方角についてのルーチンは、すこし
手が込んだものになっています。
Ed Wangは、1981 年に angle() ルーチンをより間違いのないものに書き換えました。
(しかしながら、それは、まだ完全には機能していません)。
-そして、彼はゲームの始めで(最初に利用可能な船の代わりに)プレイヤーが
+そして、彼はゲームの始めで (最初に利用可能な船の代わりに) プレイヤーが
自分の望む船を選べるようなコードを加えました。
.PP
-ハッピィ艦長(Craig Leres)が、
-.I Sail
+ハッピィ艦長 (Craig Leres) が、
+.I sail
を移植可能にすることに初めて責任をもちました。
ちなみに、これはとても難しい仕事でした。2 や 10 といった定数が
コードにはとても頻繁に現れます。また、
-.I Sail
-の中で「Riggle 記念構造体("Dave Riggle":筆者)」を使ってしまった
+.I sail
+の中で「Riggle 記念構造体 ("Dave Riggle":筆者)」を使ってしまった
ということでも名前を売ってしまったぐらいですし。
筆者の構造体参照の多くはとても長いので、ラインプリンタの印字ページを
はみ出してしまいます。もし、笑わないと約束して下さるなら、ここに一例を
@@ -244,21 +245,21 @@ specs[scene[flog.fgamenum].ship[flog.fshipnum].shipnum].pts
.br
.sp
.PP
-.I Sail
+.I sail
には、1983 年の夏と秋に最も徹底的な 4 回目の書き換えがなされました。
Ed Wang はコードを殆ど何もない状態から書き換えモジュール化しました
(記念碑的な偉業です)。
彼は、多くの新しいバグを導入したにもかかわらず、最終的な結果は
-とても奇麗で、(?)より速いものになりました。彼は、ウィンドウ移動コマンド
+とても奇麗で、(?) より速いものになりました。彼は、ウィンドウ移動コマンド
と艦船発見コマンドを加えました。
.SH 歴史的情報
-古い横帆船[Square Rigger]は、複雑な帆走が可能で、とても操作しやすい船です。
+古い横帆船 [Square Rigger] は、複雑な帆走が可能で、とても操作しやすい船です。
これら横帆船の唯一つの弱点は、風上にぎりぎりに間切って帆走できない
ことです。
木造船の設計は大砲を左舷と右舷の方向に向けることだけを考慮していました。
.\"X 船の設計が考慮するのは大砲ではなく、大砲の狙いの付け方のはず。
-少数の小さな大砲(通常 6 ポンド砲か 9 ポンド砲)だけが前方に狙いをつける
+少数の小さな大砲 (通常 6 ポンド砲か 9 ポンド砲) だけが前方に狙いをつける
ことができました。しかし、それらの砲は、68 門の 24 ポンド砲か 32 ポンド砲
からなる舷側砲の片舷斉射に比べれば、その効果は小さいものでした。
大砲は大体つぎのような方向に向けられます。
@@ -269,33 +270,33 @@ Ed Wang はコードを殆ど何もない状態から書き換えモジュール化しました
---0
\\
\\
- \\ 10の範囲まで(砲丸[round shot]の場合)
+ \\ 10の範囲まで (砲丸 [round shot] の場合)
\\
\\
\\
.fi
片舷斉射が敵艦の縦方向に打ち抜かれたときには、興味深い現象が起きました。
-砲弾は甲板[こうはん]に沿ってはねまわり数倍の損害を加えがちでした。
-この現象は縦射[rake]と呼ばれました。船の船首[bow]は非常に強固で船尾[stern]
-より小さな標的だったので、船尾縦射[stern rake](船尾より船首の方向の着弾)
-は船首縦射[bow rake]によるよりも大きな損害を与えました。
+砲弾は甲板 [こうはん] に沿ってはねまわり数倍の損害を加えがちでした。
+この現象は縦射 [rake] と呼ばれました。船の船首 [bow] は非常に強固で船尾 [stern]
+より小さな標的だったので、船尾縦射 [stern rake](船尾より船首の方向の着弾)
+は船首縦射 [bow rake] によるよりも大きな損害を与えました。
.nf
b
- 00 ---- 船尾縦射[stern rake]!
+ 00 ---- 船尾縦射 [stern rake]!
a
.fi
-大抵の船は、カロネード砲[carronade]を装備していました。この大砲は、
+大抵の船は、カロネード砲 [carronade] を装備していました。この大砲は、
非常に大きく、射程距離の短いものでした。
-アメリカの艦船にはフランス革命から 1812 年の戦争(米英戦争)まで、
+アメリカの艦船にはフランス革命から 1812 年の戦争 (米英戦争) まで、
.\"X the revolution はフランス革命でいいと思います。確かフランス革命後の
.\"X 英仏対立にアメリカが一口噛んでいたはず。
ほぼすべての艦船に
カロネード砲が装備されていました。
.PP
-.I Sail
+.I sail
で扱っている時代は、ほぼ 1770 年代から 1815 年にナポレオンのフランス支配が
終るまでです。
帆船時代に関しては、素晴らしい本が多くあります。筆者の好きな作家は
@@ -303,40 +304,41 @@ Captain Frederick Marryat です。
もっと現代の作家達の中では、C.S. Forester や Alexander Kent です。
.PP
艦船には、装備された兵器で区別される分類があります。
-どの艦隊でもメインマストをなす艦船は、戦列艦[Ship of the Line]、即ち、
-戦列をなす戦艦[Line of Battle Ship]です。
+どの艦隊でもメインマストをなす艦船は、戦列艦 [Ship of the Line]、即ち、
+戦列をなす戦艦 [Line of Battle Ship] です。
これらの艦船がこのように名付けられた理由は、これらが大きな列
を作って交戦するからです。
彼らは、互いに助け合えるぐらい近くに位置しますが、それでも、
-どの艦もその両舷側の片舷斉射[broadside]を
+どの艦もその両舷側の片舷斉射 [broadside] を
発射できるようにします。
-現代の「遠洋定期船[ocean liner]」とか「定期船[liner]」、
-そして「戦艦[battleship]」という言葉は
-「戦列艦[Ship of the Line]」から派生したものです。
-最もありふれた分類は、74砲門で2層甲板の戦列艦です。
-2層の砲列甲板には普通18ポンド砲か24ポンド砲が搭載してありました。
+現代の「遠洋定期船 [ocean liner]」とか「定期船 [liner]」、
+そして「戦艦 [battleship]」という言葉は
+「戦列艦 [Ship of the Line]」から派生したものです。
+最もありふれた分類は、74 砲門で 2 層甲板の戦列艦です。
+2 層の砲列甲板には普通 18 ポンド砲か 24 ポンド砲が搭載してありました。
.PP
-第1に来る分類は、艦隊の誇りとなる船です。
-これらの艦船は、80砲門から136砲門の大砲を搭載した巨大な3層甲板戦列艦です。
-3層の大砲は、普通18ポンド砲、24ポンド砲、そして32ポンド砲でした。
+第 1 に来る分類は、艦隊の誇りとなる船です。
+これらの艦船は、80 砲門から 136 砲門の大砲を搭載した巨大な 3 層甲板戦列艦です。
+3 層の大砲は、普通 18 ポンド砲、24 ポンド砲、そして 32 ポンド砲でした。
これらの大砲は、この順番で上から下に搭載されていました。
.PP
他のさまざまな船が次の分類になります。
-これらの戦艦は殆んど全て「レイジー[razee]」、すなわち、甲板を1層切り落とした
+これらの戦艦は殆んど全て「レイジー[razee]」、すなわち、甲板を 1 層切り落とした
戦列艦です。
-これらの戦列艦は、40-64砲門の大砲を搭載した、フリゲート艦[frigate]と戦列艦
+これらの戦列艦は、40-64 砲門の大砲を搭載した、
+フリゲート艦 [frigate] と戦列艦
の貧弱なあいのこです。
.\"X a poor cross ... 粗末なあいのこ?貧弱でどうかな?
レイジーには、フリゲート艦のスピードもなければ、戦列艦の火力も
ありませんでした。
.PP
その次に来る分類が、「艦隊の目」です。
-フリゲート艦[frigate]は32砲門から44砲門の大砲をどこにでも搭載していて
+フリゲート艦 [frigate] は 32 砲門から 44 砲門の大砲をどこにでも搭載していて
大きさはさまざまです。
これらは、大変便利な船です。
フリゲート艦は、より大きな船に対しては航行速度でまさり、より小さな船に
対しては火力でまさります。
-フリゲート艦は、ずっと大きな74砲門の戦列艦がやるように戦列を組んで
+フリゲート艦は、ずっと大きな 74 砲門の戦列艦がやるように戦列を組んで
戦ったりはしませんでした。
その代わり、これらの船は、敵の背後をおびやかし、傷ついて戦えなくなった船を
だ捕しました。
@@ -348,28 +350,29 @@ Captain Frederick Marryat です。
.PP
-最後に来る分類には、コルベット艦[corvette](平甲板1段砲装の帆装戦艦)、
-スループ帆船[sloop](1本マストの縦帆船)、そして
-ブリッグ帆船[brig](2本マストの横帆船)があります。
-これらは、一般的には20砲門以下の大砲を搭載しているより小さな船です。
-コルベット艦は、フリゲート艦よりほんのちょっと小さいだけなので30砲門までの
+最後に来る分類には、コルベット艦 [corvette](平甲板 1 段砲装の帆装戦艦)、
+スループ帆船 [sloop](1 本マストの縦帆船)、そして
+ブリッグ帆船 [brig](2 本マストの横帆船) があります。
+これらは、一般的には 20 砲門以下の大砲を搭載しているより小さな船です。
+コルベット艦は、フリゲート艦よりほんのちょっと小さいだけなので 30 砲門までの
大砲を載せられたでしょう。
スループ帆船は急送公文書や船客を搬送するのに使われました。
ブリッグ帆船は陸地で囲まれた湖のために建造されたものです。
.\"X you は特定の読者を指すのではなく一般的な人間を指すと思う。
.SH SAIL 固有の詳細
-.I Sail
+.I sail
では、船は 2 文字で表されます。
-1番目の文字は、船首[bow]を表します。もう1方の文字は、船尾[stern]を表します。
+1 番目の文字は、船首 [bow] を表します。もう 1 方の文字は、
+船尾 [stern] を表します。
.\" WORD: nationarities 船籍(国籍とちゃうか?)[sail.6]
船には、船籍と番号があります。
-ある船籍の最初の船は番号0です。2番目の船は番号1、などなど。
+ある船籍の最初の船は番号 0 です。2 番目の船は番号 1、などなど。
したがって、ゲームの最初の英国船は「b0」と印字されます。
-2番目の英国野郎は「b1」、そして、5番目のスペイン紳士は
+2番目の英国野郎は「b1」、そして、5 番目のスペイン紳士は
「s4」となります。
.PP
-船は、戦闘帆[Battle Sail]と呼ばれている通常の帆装をつけられます。
-また、それに加えて総帆[Full Sail]と呼ばれる全帆を結びつけられます。
+船は、戦闘帆 [Battle Sail] と呼ばれている通常の帆装をつけられます。
+また、それに加えて総帆 [Full Sail] と呼ばれる全帆を結びつけられます。
.\"X extra canvas ... Battle Sail 状態に加えて帆をつけて Full Sail になる
.\"X ということと読んだ> extra
総帆の船は本当に美しい眺めです。
@@ -377,13 +380,13 @@ Captain Frederick Marryat です。
総帆装についての唯一の問題は、帆と索具に非常に大きな応力がかかるので、
狙い澄ました砲丸は、帆をちりじりに引き裂いてしまうことができるということです。
これにひきかえ、ゆるんだ帆には、砲丸は小さな穴しか開けられません。
-この理由で、総帆装をつけた船では、索具への損傷は2倍になります。
+この理由で、総帆装をつけた船では、索具への損傷は 2 倍になります。
このことで、総帆を使うことを思いとどまらないで下さい。
筆者は、総帆を戦闘たけなわとなるまで維持するのが好きです。
総帆装の船には船籍として大文字を設定します。
例えば、蛙食いのフランス野郎「f0」が総帆であれば、「F0」と印字されます。
.PP
-船が、傾いた廃船[listing hulk]になるまで叩き潰されたときは、
+船が、傾いた廃船 [listing hulk] になるまで叩き潰されたときは、
最後まで残っていた者が
「旗を下ろして降伏」します。
この儀式は、船の正式な降伏です。
@@ -407,9 +410,9 @@ Captain Frederick Marryat です。
イギリス野郎です:「#&」
.SH 移動
多くの人にとって、移動は
-.I Sail
+.I sail
の最も困惑させられる部分でしょう。
-艦船は8方向を向くことができます:
+艦船は 8 方向を向くことができます:
.nf
0 0 0
@@ -417,33 +420,33 @@ Captain Frederick Marryat です。
0 0 0
.fi
-艦艇が舵を切ると、その船の「船尾[stern]」が動きます。
-「船首[bow]」は、動きません。
+艦艇が舵を切ると、その船の「船尾 [stern]」が動きます。
+「船首 [bow]」は、動きません。
(風が凪いでさえいなければ)、風には関係なく船はいつでも舵を切ることができます。
すべての船は、船足を失ったときには漂流してしまいます。
もし、船が 2 ターンの間に全く前進しなければ、
その船は漂流し始めます。
-もし船が漂流し始めた場合、もし「面舵[right turn]」を切るか、
-「取舵[left turn]」を切る以外のことをしようとしているなら、
+もし船が漂流し始めた場合、もし「面舵 [right turn]」を切るか、
+「取舵 [left turn]」を切る以外のことをしようとしているなら、
舵を切る前にまず前進しなければなりません。
ちなみに、面舵や取舵を切ることはいつでも可能です。
.\"X if it plans ... は、前の move forward before it turns に掛かるの
.\"X でしょう。
.PP
-.I Sail
+.I sail
の移動コマンドは、いくつかの前進と旋回からなる文字列です。
例としては、「l3」があります。これは、船に取舵を切らせて、
-3スペース分
+3 スペース分
前進させます。
-上図では、「b0」は7回連続して取舵を切っています。
-.I Sail
-が移動入力を催促するときには、データ取り込みのための3文字を印字します。
+上図では、「b0」は 7 回連続して取舵を切っています。
+.I sail
+が移動入力を催促するときには、データ取り込みのための 3 文字を印字します。
例えば、
.nf
move (7, 4):
.fi
最初の数字は、旋回を含めて、移動できる最大数です。
-2番めの数字は、可能な旋回の最大数です。
+2 番めの数字は、可能な旋回の最大数です。
時々、数字の間に引用符号の「'」が印字されます。
もし引用符号があれば、それは、船が漂流していることを意味しています。
このとき、舵を切る前に船足を取り戻すため前進しなければなりません
@@ -473,16 +476,16 @@ Captain Frederick Marryat です。
.fi
そのうえ、旋回を行なうときにはいつでも、移動の許容限度は最小に
-まで低下します(残っているものといえば、新しい態勢で持てるはずのものです)。
+まで低下します (残っているものといえば、新しい態勢で持てるはずのものです)。
要するに、もし風上によりぎりぎりに間切って舵を切れば、
「move」プロンプトに表示される全許容量を帆走することは、
全くできそうにありません。
.PP
昔の帆船の船長たちは、風について常に気を配っていなければなりませんでした。
-.I Sail
+.I sail
の艦長達も、全く同じです。
船の移動する能力は、風に対する態勢に依存しています。
-可能な角度のうち最善のものは、船尾から45度の方角から風を受けることです。
+可能な角度のうち最善のものは、船尾から 45 度の方角から風を受けることです。
即ち、船尾からちょっとずれた方角からです。
スクリーンの脇に現れる指示によって、風に対する方位全てに対する、その船に
可能な移動を知ることができます。
@@ -500,9 +503,9 @@ Captain Frederick Marryat です。
.fi
船の船首(「^」で表します)が上を向いており、風がページの下から上へ
吹いているとしましょう。
-1番下の「3(6)」という数字は、その状況での戦闘帆と総帆での速度を表すでしょう。
-もし、風が(後方)45度から吹いていれば、は「4(7)」移動できます。
-もし、風が帆桁方向から(横風)であれば、「3(6)」です。
+1 番下の「3(6)」という数字は、その状況での戦闘帆と総帆での速度を表すでしょう。
+もし、風が (後方) 45 度から吹いていれば、は「4(7)」移動できます。
+もし、風が帆桁方向から (横風) であれば、「3(6)」です。
もし、風が船首からちょっとずれた方向からであれば、
「1(2)」だけしか移動できません。
風に対面してしまったら、全く移動できません。
@@ -510,8 +513,8 @@ Captain Frederick Marryat です。
.SH 風速と風向き
風速と風向きは画面の脇に小さな風信器として表示されます。
風信器の真中の数字は、風速を表します。
-そして、+から-への向きは、風向きを示します。
-風は+符号(高気圧)から-符号(低気圧)への向きに吹きます。
+そして、+ から - への向きは、風向きを示します。
+風は+符号 (高気圧) から - 符号 (低気圧) への向きに吹きます。
例えば、
.nf
@@ -534,19 +537,19 @@ Captain Frederick Marryat です。
ぐ風があらわれたら、全艦船が壊滅してしまいます。
.SH 鈎錨による引っかけと絡まり
もし、2隻の船が衝突したら、彼らは互いに絡まってしまう危険を冒しています。
-これは、「絡まり[fouling]」と呼ばれています。
+これは、「絡まり [fouling]」と呼ばれています。
絡まった船は、一緒にくっついてしまい、どちらも動けません。
双方が望む場合、彼らは絡まりを解除することもできます。
乗船乱入団を他の船に送り出せるのは、敵艦を絡めたか鈎錨で引っかけたときに
限られます。
.PP
-船は四つ爪錨[grapnel]を他の船の索具[rigging]に投げつけることにより
+船は四つ爪錨 [grapnel] を他の船の索具 [rigging] に投げつけることにより
引っかけることができます。
.PP
船が保持している絡まりと鈎錨の引っかけの数は画面の右上に表示されます。
.SH 乗船乱入
乗船乱入は、人命の点からすると非常に費用のかかる冒険でした。
-.I Sail
+.I sail
では、乗船乱入団が作られるのは次の場合です。
つまり、敵艦に乗船乱入するためか、攻撃に対抗して自分自身の艦を守るため
かのいずれかです。
@@ -557,27 +560,28 @@ Captain Frederick Marryat です。
.SH 乗員の質
英国の船乗りは、彼らの航行能力の優秀さで世界中に盛名を馳せました。
しかし、実は、世界一の船員は、アメリカの船員だったのです。
-何故かといえば、アメリカ海軍は、王立海軍の賃金の2倍を支払ったので、
+何故かといえば、アメリカ海軍は、王立海軍の賃金の 2 倍を支払ったので、
海の好きな英国の船員は数千の単位でアメリカへ逃亡したからです。
.PP
-.I Sail
-では、乗員の質は、5つのエネルギーレベルに量子化されます。
-「精鋭[Elite]」な乗員は、他の全ての船乗りに対して、
+.I sail
+では、乗員の質は、5 つのエネルギーレベルに量子化されます。
+「精鋭 [Elite]」な乗員は、他の全ての船乗りに対して、
射撃能力においても格闘能力においても凌駕できます。
-「一流[Crack]」な乗員が、次に来ます。
-「普通[Mandane]」な乗員は平均的です。
-「未熟[Green]」な乗員と「反抗的[Mutinous]」な乗員は、平均以下です。
+「一流 [Crack]」な乗員が、次に来ます。
+「普通 [Mandane]」な乗員は平均的です。
+「未熟 [Green]」な乗員と「反抗的 [Mutinous]」な乗員は、平均以下です。
上手な目の子勘定としては、「一流」と「精鋭」な乗員は
「普通」な乗員に比して片舷斉射あたり 1 発余分に命中させます。
「未熟」な乗員にはあまり多くを期待しないことです。
.SH 舷側砲[broadsides]
-各舷側砲[broadsides]には、次の 4 種類の砲弾を装填できます:
-ぶどう弾[grape]、鎖弾[chain]、砲丸[round]、2連発[double]。
-大砲[gun]とカロネード砲[carronade]を、左舷[port]と右舷[starboard]の両砲郭に
+各舷側砲 [broadsides] には、次の 4 種類の砲弾を装填できます:
+ぶどう弾 [grape]、鎖弾 [chain]、砲丸 [round]、2 連発 [double]。
+大砲 [gun] とカロネード砲 [carronade] を、
+左舷 [port] と右舷 [starboard] の両砲郭に
搭載できます。
-カロネード砲[carronade]は2の射程距離しかありません。
+カロネード砲 [carronade] は 2 の射程距離しかありません。
そのため、カロネード砲を発射できるほど近付かなければなりません。
-他の船の船殻[hull]を砲撃するか、索具[rigging]を砲撃するかを
+他の船の船殻 [hull] を砲撃するか、索具 [rigging] を砲撃するかを
選択することができます。
もし船の距離が 6 よりも遠ければ、読者は索具を砲撃できるだけです。
.PP
@@ -606,7 +610,7 @@ Captain Frederick Marryat です。
Rigg 5 5 5 5
.fi
-「Load(装填)」は、左舷と右舷それぞれの砲に
+「Load (装填)」は、左舷と右舷それぞれの砲に
どのような砲弾が装填されているかを示します。
砲弾の後の「!」はそれが最初の片舷斉射であることを示します。
最初の片舷斉射は、戦闘の前に、そして甲板が血で真っ赤に染まる前に、
@@ -614,13 +618,13 @@ Captain Frederick Marryat です。
その結果、最初の片舷斉射は、後で装填したときの片舷斉射より若干効果的です。
砲弾の型のあとの「*」は、砲側員がまだその砲弾を装填中で、
まだ発砲できないことを示します。
-「Hull(船殻)」は、どれくらいの船殻が残されているかを示します。
-「Crew(乗員)」は、3つの区画ごとの乗員を示します。
+「Hull (船殻)」は、どれくらいの船殻が残されているかを示します。
+「Crew (乗員)」は、3 つの区画ごとの乗員を示します。
乗員が死ぬにつれて、読者は砲撃力を失なっていきます。
-「Guns(大砲)」と「Carr(カロネード砲)」は、左舷と右舷の
+「Guns (大砲)」と「Carr (カロネード砲)」は、左舷と右舷の
大砲を示します。
大砲を失うと、それだけ砲撃力を失います。
-「Rigg(索具)」は、3本マストや4本マストにどれくらいの索具が残って
+「Rigg (索具)」は、3 本マストや 4 本マストにどれくらいの索具が残って
いるかを示します。
索具が打ち払われるにつれて、機動力が失われてゆきます。
.SH 砲撃の効果
@@ -630,34 +634,34 @@ Captain Frederick Marryat です。
命中は全く保証されません。
片舷斉射の破壊力には、多くの要素が影響します。
まず第一の、そして、主要な要因は、距離です。
-10の距離にある船を砲撃する方が、すぐ横に並んで波を蹴立てて進んでいる
+10 の距離にある船を砲撃する方が、すぐ横に並んで波を蹴立てて進んでいる
船を砲撃するより困難です。
-次は、縦射[rake]です。
+次は、縦射 [rake] です。
以前に記述した通り、縦射砲撃は、10 の距離にある船の帆柱
をときには折り倒すことができます。
その次には、乗員の数と質が片舷斉射による損害に影響します。
発砲する大砲の数もまた、いわば、実を結んで得点になると言えます。
最後に、天候が片舷斉射の正確さに影響します。
-もしも、波が高ければ(5または6)、戦列艦は下側の砲門を開くことさえできず、
+もしも、波が高ければ (5 または 6)、戦列艦は下側の砲門を開くことさえできず、
大砲を出せません。
このことにより、嵐の中では、フリゲート艦や他の平甲板の船は有利になります。
シナリオの
.I Pellew vs. The Droits de L'Homme
-(ペルー艦長対人権号)は、この特殊な状況を利用しています。
+(ペルー艦長対人権号) は、この特殊な状況を利用しています。
.SH 修理
-船殻、大砲、索具に対して修理を行なうことができます。3ターンにつき
-2ポイントの遅い割合で修理が進みます。
-それ以上の修理ができなくなったときには、「修理完了[Repair Completed]」の
+船殻、大砲、索具に対して修理を行なうことができます。3 ターンにつき
+2 ポイントの遅い割合で修理が進みます。
+それ以上の修理ができなくなったときには、「修理完了 [Repair Completed]」の
メッセージが表示されます。
.SH コンピュータ船の特性
-.I Sail
+.I sail
におけるコンピュータ船は、上述の全ての規則に従いますが、しかし少数の
例外があります。
コンピュータ船は、決して損害を修理しません。
もし、コンピュータ船が修理をしたら、プレイヤー達はコンピュータ船に決して
勝てないでしょう。
しかし、今のままでも既に彼らは、十分良くやっています。
-慰めとして、コンピュータ船はターンごとに2連発の砲撃を行なえます。
+慰めとして、コンピュータ船はターンごとに 2 連発の砲撃を行なえます。
まぐれ当たりもあるので、プレイヤーの船は
近付かないのが、合理的というものでしょう。
.I
@@ -669,10 +673,10 @@ Captain Frederick Marryat です。
計算することで、
最高「得点」を発見します。
これは、かなりうまく機能しているように見えます。
-しかしながら、このA.I.が完璧でないことは筆者が真っ先に認めましょう。
+しかしながら、この A.I. が完璧でないことは筆者が真っ先に認めましょう。
.SH 遊び方
-.I Sail
-にコマンドを与えるには、文字を1文字タイプします。
+.I sail
+にコマンドを与えるには、文字を 1 文字タイプします。
そのとき、更に入力するよう催促されます。
コマンドの短い要約を次に示します。
.br
@@ -681,11 +685,11 @@ Captain Frederick Marryat です。
'f' 可能なら、片舷斉射を行ないます
'l' 再装填
- 'L' 舷側砲から弾を抜きます(弾薬を交換するため)
+ 'L' 舷側砲から弾を抜きます (弾薬を交換するため)
'm' 移動
'i' 最寄りの船を表示
'I' 全艦船を表示
- 'F' 特定パターンの船を1隻または数隻探します(例えば、全アメリカ船は「a?」)
+ 'F' 特定パターンの船を 1 隻または数隻探します (例えば全アメリカ船は「a?」)
's' 艦隊全体にメッセージを送信
'b' 敵艦への乗船乱入の試み
'B' 乗船乱入隊を呼び返します
@@ -693,7 +697,7 @@ Captain Frederick Marryat です。
'r' 修理
'u' 絡んだ索具をほどく試み
'g' 鈎錨を引っかける/はずす
- 'v' ゲームのバージョンナンバーの表示
+ 'v' ゲームのバージョンナンバの表示
'^L' 画面の再描画
'Q' 終了
@@ -708,7 +712,7 @@ Captain Frederick Marryat です。
.bg
.SH シナリオ
以下に、
-.I Sail
+.I sail
のシナリオの要約を示します:
.br
.SH Ranger vs. Drake:
@@ -908,7 +912,7 @@ Captain Frederick Marryat です。
.nf
南からの風、疾風。
-ちょっとした戯れです。Piece of Cakeの側を取って下さい。
+ちょっとした戯れです。Piece of Cake の側を取って下さい。
(s) Piece of Cake \024 砲門 コルベット艦 (平均の乗員) (9 点)
(f) Flying Dutchy 120 砲門 3 層甲板 戦列艦 (精鋭な乗員) (43 点)
@@ -947,7 +951,7 @@ Captain Frederick Marryat です。
.nf
南東からの風、疾風。
-小さなCypressが行ってしまうのに気をつけて下さい!
+小さな Cypress が行ってしまうのに気をつけて下さい!
(a) Alligator 120 砲門 3 層甲板 戦列艦 (精鋭な乗員) (43 点)
(b) Firefly \074 砲門 戦列艦 (一流の乗員) (27 点)
@@ -1001,7 +1005,7 @@ Captain Frederick Marryat です。
(o) Blue Orion 450 砲門 戦列艦 (精鋭な乗員) (75 点)
.SH 結語
-.I Sail
+.I sail
は共同作業の成果です。
.SH 作者
Dave Riggle
@@ -1038,7 +1042,7 @@ Frank Mildmay, or The Naval Officer
.SH バグ
多分、少しはあると思います。
もし、バグを見つけたらどうか
-"riggle@ernie.berkeley.edu"と
-"edward@ucbarpa.berkeley.edu"にお知らせ下さい。
+"riggle@ernie.berkeley.edu" と
+"edward@ucbarpa.berkeley.edu" にお知らせ下さい。
.\" Translated by Tetsuro FURUYA <ht5t-fry@asahi-net.or.jp>, on Dec 2, 1998.
.\"ZZZ: 3.0-RELEASE complianted by N. Kumagai, 99-1-16
diff --git a/ja/man/man7/security.7 b/ja/man/man7/security.7
index 56233c0056..80cd987d20 100644
--- a/ja/man/man7/security.7
+++ b/ja/man/man7/security.7
@@ -145,7 +145,7 @@ wheel グループに置かれたスタッフメンバには、
.Sq staff
かその類のグループに置き、その中で本当に root になる必要がある人
だけを wheel グループに加えるようにします。しかし、残念ながら、wheel の
-仕組みだけだと、侵入者は、パスワードファイルを手に入れるとルート権限を
+仕組みだけだと、侵入者は、パスワードファイルを手に入れると root 権限を
破ることができてしまいます。攻撃者が破る必要があるのは root のパスワード
か、wheel グループにたまたま属するstaff アカウントのパスワードどれかひとつだけだからです。
wheel の仕組みは有益ですが、wheel グループがまったく存在しない状況と比べてそれほど
diff --git a/ja/man/man8/Makefile b/ja/man/man8/Makefile
index a39fab5714..e6767cce64 100644
--- a/ja/man/man8/Makefile
+++ b/ja/man/man8/Makefile
@@ -204,6 +204,7 @@ MAN8 = IPXrouted.8\
slstat.8\
smrsh.8\
spkrtest.8\
+ spppcontrol.8\
spray.8\
sticky.8\
stlload.8\
diff --git a/ja/man/man8/lpc.8 b/ja/man/man8/lpc.8
index dfdb80fca4..2ed5edf890 100644
--- a/ja/man/man8/lpc.8
+++ b/ja/man/man8/lpc.8
@@ -47,7 +47,7 @@
.Sh 解説
.Nm
は、システム管理者がラインプリンタの動作を制御するために使われます。
-各ラインプリンタのコンフィギュレーションは
+各ラインプリンタの設定は
.Pa /etc/printcap
で行います。
.Nm
@@ -82,13 +82,13 @@
.Pp
.It Ic abort No {\ all\ |\ printer\ }
ローカルホスト上の動作中のスプールデーモンをただちに終了させ、指定した
-プリンタをプリントアウトできないように(
+プリンタをプリントアウトできないように (
.Xr lpr 1
-が新しいデーモンをスタートさせないように)します。
+が新しいデーモンをスタートさせないように) します。
.Pp
.It Ic clean No {\ all\ |\ printer\ }
-ローカルマシン上の指定したプリンタのキューから、出力できない(すなわち、
-完全なプリンタジョブの形になっていない)テンポラリファイル、データファイル、
+ローカルマシン上の指定したプリンタのキューから、出力できない (すなわち、
+完全なプリンタジョブの形になっていない) テンポラリファイル、データファイル、
コントロールファイルをすべて削除します。
.Pp
.It Ic disable No {\ all\ |\ printer\ }
@@ -166,7 +166,7 @@ lpc を終了させます。
.It Sy "?Invalid command"
マッチするコマンドがありません。
.It Sy "?Privileged command"
-"operator" グループのメンバーかルートでなければこのコマンドは
+"operator" グループのメンバか root でなければこのコマンドは
実行できません。
.El
.Sh 歴史
diff --git a/ja/man/man8/mountd.8 b/ja/man/man8/mountd.8
index 7d6df815f1..934df6da59 100644
--- a/ja/man/man8/mountd.8
+++ b/ja/man/man8/mountd.8
@@ -76,7 +76,7 @@
.Nm
要求を記録します。
.It Fl n
-非ルートからのマウント要求を許可します。
+非 root からのマウント要求を許可します。
このオプションは、
クライアントが PC であるなど、それがどうしても必要な
場合にのみ使うようにしてください。
@@ -134,7 +134,7 @@ KLD が使用できない場合は、
.Sh 関連ファイル
.Bl -tag -width /var/run/mountd.pid -compact
.It Pa /etc/exports
-公開設定ファイル(エキスポートファイル)
+公開設定ファイル (エクスポートファイル)
.It Pa /var/run/mountd.pid
現在実行中の
.Nm
diff --git a/ja/man/man8/ppp.8 b/ja/man/man8/ppp.8
index f546a5e6f1..e9a8bb447a 100644
--- a/ja/man/man8/ppp.8
+++ b/ja/man/man8/ppp.8
@@ -128,8 +128,8 @@ PAP と CHAP の拡張である
.Em \&I Ns No n
.Em \&U Ns No ser
.Em \&S Ns No ervice
-が、中央データベースまたは分散データベースに、
-ユーザごとの形式で様々な接続特性とともに認証情報を格納可能とします。
+は、集中データベースまたは分散データベースに、
+ユーザごとに異なる接続特性を含んだ認証情報を、格納できます。
コンパイル時に
.Pa libradius
が利用可能な場合、利用するように設定すると、
diff --git a/ja/man/man8/reboot.8 b/ja/man/man8/reboot.8
index fb75a5487f..de2fc62bff 100644
--- a/ja/man/man8/reboot.8
+++ b/ja/man/man8/reboot.8
@@ -57,13 +57,13 @@
は、ファイルシステムのキャッシュをディスクへ書き出し、
すべての実行中のプロセスに SIGTERM を
(そして、それに続いて SIGKILL を) 送ります。
-そして、システムを停止(
+そして、システムを停止 (
.Nm halt
) したり、再起動 (
.Nm
) したりします。
-その動作はログインのアカウンティング・ファイルに記入されます。
-それはログインのアカウンティング・ファイルへのシャットダウン記録の書き出し
+その動作はログインのアカウンティングファイルに記入されます。
+それはログインのアカウンティングファイルへのシャットダウン記録の書き出し
を含んでいます。
.Pp
オプションとしては以下のものがあります。
@@ -93,11 +93,11 @@
.Nm
の単なる別名にすぎません。
.Pp
-通常、システムの停止や、再起動を要する場合には、ユーザーに事前警告を与える
+通常、システムの停止や、再起動を要する場合には、ユーザに事前警告を与える
.Xr shutdown 8
を使用します。
.Xr shutdown 8
-は、ログインしているユーザーにシステム停止の警告を与えます。
+は、ログインしているユーザにシステム停止の警告を与えます。
.Pp
.Sh 関連項目
.Xr utmp 5 ,
diff --git a/ja/man/man8/repquota.8 b/ja/man/man8/repquota.8
index 17b4a4b601..b1396f8818 100644
--- a/ja/man/man8/repquota.8
+++ b/ja/man/man8/repquota.8
@@ -54,8 +54,8 @@
.Fl a
.Sh 解説
.Nm repquota
-は、指定されたファイルシステムのディスク使用状況と、割り当て制
-限状況を表示します。
+は、指定されたファイルシステムのディスク使用状況と、
+割り当て制限状況を表示します。
.Pp
オプションは以下のとおりです:
.Bl -tag -width indent
@@ -63,17 +63,17 @@
.Pa /etc/fstab
に記述された全ファイルシステムに関する情報を表示します。
.It Fl g
-グループ割り当て制限のみを表示します(デフォルトでは、グループ、ユーザ
-両方の割り当て制限を表示します)。
+グループ割り当て制限のみを表示します
+(デフォルトでは、グループ、ユーザ両方の割り当て制限を表示します)。
.It Fl u
-ユーザ割り当て制限のみを表示します(デフォルトでは、グループ、ユーザ
+ユーザ割り当て制限のみを表示します (デフォルトでは、グループ、ユーザ
両方の割り当て制限を表示します)。
.It Fl v
-個々のファイルシステムの割り当て(クォータ)を表示する前に、ヘッダ行を出
+個々のファイルシステムの割り当て (クォータ) を表示する前に、ヘッダ行を出
力します。
.El
.Pp
-各ユーザやグループに関する現在の、ファイル数、サイズ(キロバイト単位)、
+各ユーザやグループに関する現在の、ファイル数、サイズ (キロバイト単位)、
および割り当て制限
(
.Xr edquota 8
@@ -84,9 +84,11 @@ operator グループに所属するユーザかスーパユーザのみが、このコマンドを
.Sh 関連ファイル
.Bl -tag -width quota.group -compact
.It Pa quota.user
-ユーザの割り当て制限に関するデータ(ファイルシステムのルートディレクトリに配置される)
+ユーザの割り当て制限に関するデータ
+(ファイルシステムのルートディレクトリに配置される)
.It Pa quota.group
-グループの割り当て制限に関するデータ(ファイルシステムのルートディレクトリに配置される)
+グループの割り当て制限に関するデータ
+(ファイルシステムのルートディレクトリに配置される)
.It Pa /etc/fstab
ファイルシステムの名前と位置を読み取る
.El
diff --git a/ja/man/man8/vinum.8 b/ja/man/man8/vinum.8
index c02c1b8072..7b4d37d153 100644
--- a/ja/man/man8/vinum.8
+++ b/ja/man/man8/vinum.8
@@ -34,7 +34,7 @@
.\" otherwise) arising in any way out of the use of this software, even if
.\" advised of the possibility of such damage.
.\"
-.\" $Id: vinum.8,v 1.6 1999-04-26 14:34:52 kuriyama Exp $
+.\" %Id: vinum.8,v 1.5.2.3 1999/04/06 08:59:36 grog Exp %
.\"
.\" jpman %Id: vinum.8,v 1.3 1999/01/05 15:15:53 horikawa Stab %
.\" WORD: attach 結合 (する)