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Diffstat (limited to 'ja/FAQ/preface.sgml')
-rw-r--r--ja/FAQ/preface.sgml172
1 files changed, 92 insertions, 80 deletions
diff --git a/ja/FAQ/preface.sgml b/ja/FAQ/preface.sgml
index 4398794320..527fdd1dd5 100644
--- a/ja/FAQ/preface.sgml
+++ b/ja/FAQ/preface.sgml
@@ -1,6 +1,6 @@
-<!-- $Id: preface.sgml,v 1.12 1998-11-11 17:49:20 motoyuki Exp $ -->
+<!-- $Id: preface.sgml,v 1.13 1999-05-12 04:46:26 motoyuki Exp $ -->
<!-- The FreeBSD Japanese Documentation Project -->
-<!-- Original revision: 1.20 -->
+<!-- Original revision: 1.35 -->
<sect>
<heading>まえがき<label id="preface"></heading>
@@ -44,7 +44,7 @@
を参照してください.
<p>FreeBSD に関するより詳しい情報は
- <url url="../handbook/handbook.html" name="FreeBSD ハンドブック">
+ <url url="../handbook/index.html" name="FreeBSD ハンドブック">
を参照してください.
<sect1>
@@ -102,37 +102,26 @@
<sect1>
<heading>FreeBSD の最新バージョンは?</heading>
- <p><url url="ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/2.2.7-RELEASE"
- name="2.2.7"> が最新の <em>stable</em> バージョンで,
- 1998 年 7 月にリリースされました. また, これは最新の <em>release</em>
+ <p><url url="ftp://ftp.freebsd.org/pub/FreeBSD/releases/i386/3.1-RELEASE"
+ name="3.1"> が最新の <em>stable</em> バージョンで,
+ 1999 年 2 月にリリースされました. また, これは最新の <em>release</em>
バージョンでもあります.
- <p>簡単に言ってしまうと, <bf>-stable</bf> は
- 最新のリリースのすばらしい新機能の数々よりも, 安定性と変更回数の
+ <p>簡単に言ってしまうと, <em/-stable/ は最新の <em/-current/
+ のスナップショットのすばらしい新機能の数々よりも, 安定性と変更回数の
少なさを好む ISP や他の企業のユーザをターゲットにしています.
- 今のところ, これらのバージョンは同一のものですが, この状況も
- <bf>-current</bf>ブランチが一般のリリースとして十分に洗練されるまでの
- ことでしょう.
-
- <p>これは 3.0-current snapshot がビジネスサービス向けとしては不安定である,
- と言っているわけではなく, 3.0 特有の機能 (新しいコンパイラ技術や
- 高速なネットワークコードなど) を必要とする多くの人たちは, これを
- 使う決定をし, 良い成果を収めています.
- 私たちとしては, このブランチでさらに実績を積むまでは,
- 3.0 が自信を持っておすすめめできるものあるということを
- 「保証」したくないだけなのです.
<sect1>
<heading>FreeBSD-currentって何?<label id="current"></heading>
- <p><url url="../handbook/current.html" name="FreeBSD-current"> は
- オペレーティングシステムのの開発バージョンで, やがて 3.0-RELEASE
+ <p><url url="../handbook/cutting-edge.html#CURRENT" name="FreeBSD-current"> は
+ オペレーティングシステムのの開発バージョンで, やがて 4.0-RELEASE
となります. よってこれは, そこに携わっている開発者や,
どんな障害をも乗り越えていけるタフな愛好家たちにとってのみ
興味深いものです.
-current の使用に際しての詳細は <url
- url="../handbook/handbook.html" name="ハンドブック"> の
- <url url="../handbook/current.html" name="関連するセクション">
+ url="../handbook/index.html" name="ハンドブック"> の
+ <url url="../handbook/cutting-edge.html#CURRENT" name="関連するセクション">
を参照してください.
<p>オペレーティングシステムに馴染みがない場合や一時的な問題か
@@ -171,7 +160,7 @@
基づく要求は行わないでください. 安定性やテスト十分性にこだわる人は
完全なリリースから離れてはいけません.
- <p>3.0-current および 2.2-stable ブランチ両方の snapshot は,
+ <p>4.0-current および 3.0-stable ブランチ両方の snapshot は,
平均的に一日に一度生成されており, <url
url="ftp://current.freebsd.org/pub/FreeBSD/"> から直接入手することが
できます.
@@ -184,42 +173,45 @@
name="-stable"> というブランチで, バグの修正はしっかりテストされ,
機能の強化は少しずつしか行われません (急な変更や実験的機能を望まない,
インターネットサービスプロバイダや営利企業向け). もう一方のブランチは
- <url url="../handbook/current.html" name="-current"> で,
- 2.0 がリリースされて以来 3.0-RELEASE (そしてその後も) へ向けて脈々と
+ <url url="../handbook/cutting-edge.html#CURRENT" name="-current"> で,
+ 2.0 がリリースされて以来 4.0-RELEASE (そしてその後も) へ向けて脈々と
続いているものです.
ASCII で描いた簡単な図がわかりやすいかは自信がありませんが,
こんな感じになります:
<verb>
- 2.0
- |
- |
- | [2.1-stable]
- *BRANCH* 2.0.5 -> 2.1 -> 2.1.5 -> 2.1.6 -> 2.1.7.1 [2.1-stable 終了]
- | (1997年3月)
- |
- |
- | [2.2-stable]
- *BRANCH* 2.2.1 -> 2.2.2-RELEASE -> 2.2.5 -> 2.2.6 -> 2.2.7
- | (1997年3月) (97年10月) (98年4月) (98年7月)
- |
- |
- 3.0-SNAPs (1997年第一四半期開始)
- |
- |
- 3.0.0-RELEASE (1998年10月)
- |
- \|/
- +
- [今後の 3.x リリース群]
+ 2.0
+ |
+ |
+ | [2.1-stable]
+ *BRANCH* 2.0.5 -> 2.1 -> 2.1.5 -> 2.1.6 -> 2.1.7.1 [2.1-stable 終了]
+ | (1997年3月)
+ |
+ |
+ | [2.2-stable]
+ *BRANCH* 2.2.1 -> 2.2.2-RELEASE -> 2.2.5 -> 2.2.6 -> 2.2.7 -> 2.2.8 [終了]
+ | (1997年3月) (97年10月) (98年4月)(98年7月)(98年12月)
+ |
+ |
+ 3.0-SNAPs (1997年第一四半期開始)
+ |
+ |
+ 3.0.0-RELEASE (1998年10月)
+ |
+ | [3.0-stable]
+ *BRANCH* 3.1 (Feb 1999) -> ... 今後の 3.x リリース群 ...
+ |
+ |
+ \|/
+ +
+ [4.0-current として継続中]
</verb>
- <p>以前の 2.1-stable ブランチが 2.2.0 がリリースされたことによって
- 終了し, 「安定版ブランチ」がいわゆる 2.2-stable として新しくなったのに対して,
- -current ブランチは 3.0 とその先へ向けてゆっくりと進化を続けています.
- 3.0-current は, 実際に 3.0 がリリースされるまで, 活発な開発の
- 舞台として続いていくでしょう. その時点で 3.0 は別のブランチとなり,
- 3.1-current が次の「最新ブランチ」となる予定です.
+ <p>-current ブランチは 4.0 とその先へ向けてゆっくりと進化を続けており,
+ 以前の 2.2-stable ブランチが 2.2.8 のリリースをもって終了しました.
+ 3.0-stable がそれに替り, 次のリリース 3.1 が 1999年初頭に予定されています.
+ 4.0-current が現在の "current branch" であり, 最初の 4.0 系列の
+ リリースは 2000年第一四半期の予定です.
<sect1>
<heading>2.1-stable ブランチが 2.1.7.1 で終わったのはなぜですか?</heading>
@@ -252,7 +244,7 @@
待ち望んでいるユーザを欲求不満にさせるとしても, 多くのユーザは
このことを FreeBSD の最も良い所の一つだと考えています.
- <p>平均的には, だいたい 6 ヶ月ごとにリリースが作成されます.
+ <p>平均的には, だいたい 4 ヶ月ごとにリリースが作成されます.
<p>もう少し刺激が欲しい (あるいは待ち遠しい) 方々向けに SNAP
というものが存在し, これは特にリリースに近付いてきた数ヶ月
@@ -261,11 +253,12 @@
<sect1>
<heading>FreeBSD は PC 用だけしかないの?</heading>
- <p>現時点ではそうですが, <url
- url="../alpha/alpha.html" name="DEC Alpha">
- と <url url="http://www.freebsd.org/~jseger/freebsd-sparc/"
- name="UltraSPARC"> アーキテクチャへの移植
- が計画されています. 異なるアーキテクチャのマシンを
+ <p>現在 FreeBSD 3.x は x86 アーキテクチャと同様, <url
+ url="../alpha/alpha.html" name="DEC Alpha"> でも動作します.
+ また, SPARC への移植という興味深い話もありますが,
+ このプロジェクトの詳細については未だ不透明です.
+
+ 異なるアーキテクチャのマシンを
持っていて, ゆっくり待てないという場合には次の URL を
参照してください.
@@ -278,10 +271,10 @@
<p>プロジェクトの全体的な方向性や, 誰にソースツリーにコードの
書き込み権限を与えるか, などといった FreeBSD プロジェクトに関する
- 重要な意思決定は 17 名からなる
- <url url="../handbook/staff:core.html" name="コアチーム">
+ 重要な意思決定は 15 名からなる
+ <url url="../handbook/staff.html#STAFF-CORE" name="コアチーム">
によってなされます.
- ソースツリーを直接変更できる人はもっと多く, 80 名以上の
+ ソースツリーを直接変更できる人はもっと多く, 150 名以上の
<url url="../handbook/staff:committers.html"
name="ソースツリー管理者 (committer)"> がいます.
@@ -297,24 +290,28 @@
name="FreeBSD FTP サイト"> から入手できます:
<itemize>
- <item>現在の 2.2-stable リリース, 2.2.7R は
- <url url="ftp://ftp.FreeBSD.ORG/pub/FreeBSD/2.2.7-RELEASE/"
- name="FreeBSD 2.2.7-RELEASE"> にあります.
+ <item>現在の 2.2-stable リリース, 2.2.8R は
+ <url url="ftp://ftp.FreeBSD.ORG/pub/FreeBSD/2.2.8-RELEASE/"
+ name="FreeBSD 2.2.8-RELEASE"> にあります.
- <item>現在の 3.0-current, 3.0-SNAP は
- <url url="ftp://current.freebsd.org/pub/FreeBSD/" name="3.0">
+ <item>現在の 3.0-stable, 3.0-RELEASE は
+ <url url="ftp://current.freebsd.org/pub/FreeBSD/releases/3.0-RELEASE/" name="3.0-RELEASE">
にあります.
- <item>次の 2.2 ブランチのリリースへと向かっている
- RELENG_2_2 ブランチ (2.2.7 -> 2.2.x) に基づき一日に一回,
+ <item>メンテナンスモードに入っている
+ RELENG_2_2 ブランチ (2.2.8 以降) に基づき一日に一回,
<url url="ftp://releng22.freebsd.org/pub/FreeBSD/" name="2.2 Snapshot">
リリースが作成されます.
- 不慮の手違いによるまれな例外もありますが, RELENG_2_2 ブランチは
- 注意深く保守されています (実験的な変更はなく, -current でテスト済みの
- 変更だけが入ります).
+ RELENG_2_2 ブランチは現在, 保守要員によって注意深く保守されており,
+ セキュリティや信頼性面での強い必要性がなければ, 変更が加えられる
+ ことはありません.
+
+ <item>3.1-RELEASE へ向けた <url url="ftp://releng30.freebsd.org/pub/FreeBSD/"
+ name="3.0 Snapshot"> リリースも一日に一回,
+ RELENG_3 ブランチ (3.0-release 以降) に基づいて作成されます.
- <item><url url="ftp://current.freebsd.org/pub/FreeBSD/" name="3.0 Snapshot">
- リリースも <ref id="current" name="-current"> ブランチ用に一日に一回
+ <item><url url="ftp://current.freebsd.org/pub/FreeBSD/" name="4.0 Snapshot">
+ リリースは <ref id="current" name="-current"> ブランチ用に一日に一回
作成されており, これらは純粋に最先端の開発者およびテスターのために
提供されています.
</itemize>
@@ -362,14 +359,14 @@
</heading>
<p>完全な情報が
- <url url="../handbook/eresources:mail.html"
+ <url url="../handbook/eresources.html#ERESOURCES-MAIL"
name="ハンドブックのメーリングリストの節">にあります.
<sect1>
<heading>FreeBSD のニュースグループは何がありますか?</heading>
<p>完全な情報が
- <url url="../handbook/eresources:news.html"
+ <url url="../handbook/eresources-news.html"
name="ハンドブックのニュースグループの節">にあります.
<sect1>
@@ -381,8 +378,14 @@
ネットワークホストは以下の通りです:
<itemize>
- <item>EFNET の Channel <tt>&num;FreeBSD</tt> が恐らく最も
- 人気があります. <tt>irc.chat.org</tt> のサーバー上にあります.
+ <item>EFNet の Channel <tt>&num;FreeBSD</tt> は FreeBSD 関係の
+ フォーラムですが, そこでは技術的サポートを期待しては
+ いけません. そこにいる人たちはあなたをマニュアルページを
+ 読むとか研究をするとかといった苦労から遠ざけようとします.
+ まず第一に, これはチャットチャンネルであり, そこにある
+ トピックスは恋人募集, スポーツ, 核兵器といったようなものであり,
+ FreeBSD も同列に扱われています. 一応注意しましたからね!
+ <tt>irc.chat.org</tt> のサーバー上にあります.
<item>DALNET の Channel <tt>&num;FreeBSD</tt> はアメリカでは
<tt>irc.dal.net</tt>, ヨーロッパでは <tt>irc.eu.dal.net</tt>
@@ -391,16 +394,25 @@
<item>UNDERNET の Channel <tt>&num;FreeBSD</tt> はアメリカでは
<tt>us.undernet.org</tt>, ヨーロッパでは <tt>eu.undernet.org</tt>
にあります.
+ ここも EFNet と同様のことがいえます. 助けてもらいたくて質問したり
+ かしこまって教えを乞うことはしてはいけません. ここは
+ チャットチャンネルでありヘルプチャンネルではありません.
<item>最後に, BSDNET の <tt>&num;FreeBSD</tt> に入ることもできます.
BSD 専用の小さなチャットネットワークで <tt>irc.FreeBSD.org</tt>
にあります.
-
+ このネットワークは EFNET, UNDERNET, DALNET のような無法地帯ではなく,
+ より技術的なサポートをおこなおうとしていますが, 閑古鳥が鳴いている
+ 状態です. なぜ BSDNET で FreeBSD 関係の質問に答えてくれる
+ ボランティアがいないのでしょう?
</itemize>
<p>それぞれのチャンネルは別個のもので互いに接続されていません.
チャットのスタイルも違っているので自分のチャットのスタイルにあった
ものを見つけるために一つ一つ試すのもいいでしょう.
+ あらゆる種類の IRC トラフィックのため, 失礼なことをいう若い人たち
+ (年輩の方は少数です) に機嫌を損ねたり手に負えなくなっても
+ 気にしてはいけません.
<sect1>
<heading>FreeBSD の本</heading>
@@ -416,7 +428,7 @@
name="&lt;freebsd-questions@FreeBSD.ORG&gt;">.
<p>FreeBSD の「ハンドブック」もあり,
- <url url="../handbook/handbook.html" name="FreeBSD ハンドブック">
+ <url url="../handbook/index.html" name="FreeBSD ハンドブック">
から読むことができます.
現在作業中ですので不完全な部分もあることに注意してください.