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-rw-r--r-- | ja_JP.eucJP/man/man8/init.8 | 316 |
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diff --git a/ja_JP.eucJP/man/man8/init.8 b/ja_JP.eucJP/man/man8/init.8 deleted file mode 100644 index 7dff0f1636..0000000000 --- a/ja_JP.eucJP/man/man8/init.8 +++ /dev/null @@ -1,316 +0,0 @@ -.\" Copyright (c) 1980, 1991, 1993 -.\" The Regents of the University of California. All rights reserved. -.\" -.\" This code is derived from software contributed to Berkeley by -.\" Donn Seeley at Berkeley Software Design, Inc. -.\" -.\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without -.\" modification, are permitted provided that the following conditions -.\" are met: -.\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright -.\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. -.\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright -.\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the -.\" documentation and/or other materials provided with the distribution. -.\" 3. 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ps axl advised." -シャットダウンの際、ハングしていて終了させられないプロセスがあります。 -この状態は、通常、デバイスに異常があるときにデバイスドライバではり付い -てしまうことにより起こります。 -.El -.Sh 関連ファイル -.Bl -tag -width /var/log/wtmp -compact -.It Pa /dev/console -システムのコンソールデバイス -.It Pa /dev/tty* -.Xr ttys 5 -内にある端末ポート -.It Pa /var/run/utmp -現在ログインしているのユーザの情報 -.It Pa /var/log/wtmp -すべてのログイン・ログアウトの情報 -.It Pa /etc/ttys -端末の初期化情報が書かれたファイル -.It Pa /etc/rc -システム立ち上げ用スクリプト -.It Pa /etc/rc.shutdown -システムシャットダウン用スクリプト -.El -.Sh 関連項目 -.Xr kill 1 , -.Xr login 1 , -.Xr sh 1 , -.Xr ttys 5 , -.Xr crash 8 , -.Xr getty 8 , -.Xr halt 8 , -.Xr rc 8 , -.Xr reboot 8 , -.Xr shutdown 8, -.Xr sysctl 8 -.Sh 歴史 -.Nm -コマンドは -.At v6 -から登場しました。 -.Sh 注意 -.Xr sysctl -を持たないシステムは、セキュリティレベル \-1 で動作します。 -.Pp -ブートシーケンスにおいて、セキュリティレベルを 2 に設定するのがあまり -にも早すぎると、 -.Xr fsck 8 -が一貫性のないファイルシステムを補修することを妨げてしまう可能性が -あります。セキュリティレベル設定を行う場所として適切なところは、 -全てのマルチユーザ立ち上げ処理が完了した後である、 -.Pa /etc/rc -の末尾です。 |