.\" $FreeBSD$ .TH curs_scroll 3 "" .SH 名称 \fBscroll\fR, \fBscrl\fR, \fBwscrl\fR - scroll a \fBncurses\fR window .SH 書式 \fB#include \fR \fBint scroll(WINDOW *win);\fR .br \fBint scrl(int n);\fR .br \fBint wscrl(WINDOW *win, int n);\fR .br .SH 解説 \fBscroll\fR ルーチンは、ウィンドウを 1 行だけ上方にスクロールします。これには、 ウィンドウデータ構造内の行を移動することが含まれます。ウィンドウの スクロール領域が画面全体である場合、最適化として、物理画面が同時に スクロールされます。 \fBscrl\fR ルーチンと \fBwscrl\fR ルーチンでは、 \fIn\fR が正の場合、ウィンドウを上方に \fIn\fR 行 スクロールします ( 行 \fIi\fR+\fIn\fR が \fIi\fR になります ) 。そうでない場合、ウィンドウを 下方に \fIn\fR 行スクロールします。これにはウィンドウキャラクタイメージ構造内の行を 移動することが含まれます。現在のカーソル位置は変更されません。 これらの関数が機能するためには、 \fBscrollok\fR でスクロールを有効にする必要があります。 .SH 戻り値 すべてのルーチンが処理失敗すると整数 \fBERR\fR を返し、処理が正常に完了すると \fBERR\fR 以外の整数値を返します。 .SH 注釈 \fBscrl\fR と \fBscroll\fR はマクロである可能性があることに注意してください。 .SH 関連項目 \fBncurses\fR(3), \fBcurs_outopts\fR(3) .\"# .\"# The following sets edit modes for GNU EMACS .\"# Local Variables: .\"# mode:nroff .\"# fill-column:79 .\"# End: