.\" @(#)bootparamd.8 .\" %FreeBSD: src/usr.sbin/bootparamd/bootparamd/bootparamd.8,v 1.14 2002/07/14 14:42:38 charnier Exp % .\" .\" $FreeBSD$ .Dd December 14, 2000 .Dt BOOTPARAMD 8 .Os .Sh 名称 .Nm bootparamd .Nd ブートパラメータサーバ .Sh 書式 .Nm .Op Fl ds .Op Fl r Ar router .Op Fl f Ar file .Sh 解説 .Nm bootparamd ユーティリティは、 .Xr diskless 8 クライアントの起動時に必要な情報を提供するサーバプロセスです。 .Pa /etc/bootparams ファイルの内容を参照します。 .Pp このバージョンでは .Pa /etc/bootparams ファイルにおいてホストの別名を使う事ができます。 起動中のクライアントが発行した .Em whoami リクエストに対し返されるホスト名は .Pa /etc/bootparams 中の名前であり、正式名ではありません。 この方法により、長いホスト名を扱う事のできないマシンに対しても、 起動に失敗する事の無い短い名前を答える事ができます。 .Sh オプション .Bl -tag -width Fl .It Fl d デバッグ情報を出力します。 .It Fl s デバッグ情報を .Xr syslog 3 にて記録します。 .It Fl r Ar router デフォルトルータを、ホスト名もしくは IP アドレスで指定します。 無指定時のデフォルトルータはサーバが動作しているマシンになります。 .It Fl f Ar file .Pa /etc/bootparams の代わりに使用するブートパラメータファイル名を指定します。 .El .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width /etc/bootparams -compact .It /etc/bootparams デフォルトのブートパラメータファイル .El .Sh 使用例 ディスクレス SunOS/Xkernel SPARCstation がネットブートするとき、 ブートした SunOS カーネルはオール 0 アドレスに対してブロードキャストします。 SunOS カーネルは、応答を受け取るまで停止します。 この動作に対応するために、 オール 0 ブロードキャストに応答するエイリアスアドレスを追加します。 つまり、次のような設定を、 .Nm サーバの適切なネットワークインタフェースに追加します: .Ql "ifconfig xl0 192.168.200.254 netmask 255.255.255.255 broadcast 192.168.200.0 alias 。 もちろん、エイリアスアドレスは、使用可能であるように空いている必要があります。 .Sh 関連項目 .Xr syslog 3 , .Xr bootparams 5 , .Xr diskless 8 .Sh バグ .Xr syslog 3 への出力情報が多少冗長すぎるかもしれません。 .Sh 作者 .An Klas Heggemann Aq klas@nada.kth.se が作成しました。