.\" %NetBSD: rc.subr.8,v 1.12 2004/01/06 00:52:24 lukem Exp % .\" .\" Copyright (c) 2002-2004 The NetBSD Foundation, Inc. .\" All rights reserved. .\" .\" This code is derived from software contributed to The NetBSD Foundation .\" by Luke Mewburn. .\" .\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without .\" modification, are permitted provided that the following conditions .\" are met: .\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. .\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright .\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the .\" documentation and/or other materials provided with the distribution. .\" 3. All advertising materials mentioning features or use of this software .\" must display the following acknowledgement: .\" This product includes software developed by the NetBSD .\" Foundation, Inc. and its contributors. .\" 4. 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interpreter [...]" .Pp という形式であることを確かめます。 そして .Ar interpreter とオプション引数に .Ar procname を追加したものを、検索するプロセス文字列として使用します。 .It Ic check_process Ar procname Op Ar interpreter 最初の引数が .Ar procname にマッチする、実行されているすべてのプロセスの PID を出力します。 .Ar interpreter は .Ic check_pidfile と同様に扱われます。 .It Ic debug Ar message デバッグメッセージを .Va stderr に表示し、 .Xr logger 1 を使用してシステムログに記録をして、呼び出し元に戻ります。 このエラーメッセージは、スクリプト名 .Va ( $0 より), .Dq Li ": DEBUG: " , およびこれに続く .Ar message で構成されます。 この関数はスクリプトのデバッグの手助けとして、開発者が使用することを 目的にしています。 これは .Xr rc.conf 5 変数の .Va rc_debug により、有効あるいは無効にすることができます。 .It Ic err Ar exitval message エラーメッセージを .Va stderr に表示し、 .Xr logger 1 を使用してシステムログに記録をして、終了値 .Ar exitval で .Ic 終了 します。 このエラーメッセージは、スクリプト名 .Va ( $0 より), .Dq Li ": ERROR: " , およびこれに続く .Ar message で構成されます。 .It Ic force_depend name 勧告メッセージを出力し、 .Ar name サービスを強制的に起動します。 引数 .Ar name は、通常 .Pa /etc/rc.d/name といったスクリプトのパスの .Xr basename 1 要素です。 スクリプトが何らかの原因で失敗した場合、警告を出力して戻り値 1 を返します。 成功した場合は、戻り値 0 を返します。 .It Ic info Ar message 情報メッセージを .Va stdout に表示し、 .Xr logger 1 を使用してシステムログに記録をします。 このメッセージは、スクリプト名 .Va ( $0 より), .Dq Li ": INFO: " , およびこれに続く .Ar message で構成されます。 この情報出力の表示は .Xr rc.conf 5 変数の .Va rc_info により、有効あるいは無効にすることができます。 .It Ic load_rc_config Ar command .Ar command の設定ファイルを読み込みます。 最初に、 .Pa /etc/rc.conf がまだ読み込まれていなければ、読み込みます。 その後に、ファイル .Pa /etc/rc.conf.d/ Ns Ar command が存在すれば、これを読み込みます。 後者は呼び出しスクリプト側で指定した .Ic run_rc_command 引数を上書きする変数定義を含めることもできます。 これは管理者が任意の .Xr rc.d 8 スクリプトを編集することなく、その動作を上書きできる簡易な仕組みを提供します。 .It Ic mount_critical_filesystems Ar type .Xr rc.conf 5 変数の .Va critical_filesystems_ Ns Ar type で定義された重要なファイルシステムの一覧のうち、この時点でマウントされて いないものがあれば、マウントします。 .It Ic rc_usage Ar command ... .Va $0 の使用方法を、有効な引数の一覧である .Ar command に .Sm off .Dq Bq Li fast | force | one .Sm on のプレフィックスをつけて出力します。 .It Ic reverse_list Ar item ... .Ar item のリストを逆順で出力します。 .It Ic run_rc_command Ar argument 各種のシェル変数の設定に基づいて、現在の .Xr rc.d 8 スクリプトの、 .Ar argument 処理を実行します。 .Ic run_rc_command はきわめて柔軟性があり、完全に機能する .Xr rc.d 8 スクリプトを小量のシェルコードで記述することができます。 .Pp .Ar argument はサポートされているコマンドから検索され、それは以下のうちのどれかです: .Bl -tag -width ".Cm restart" -offset indent .It Cm start サービスを起動します。 本コマンドは、 .Xr rc.conf 5 の指定によりサービスを起動するべきかをチェックします。 またサービスが既に実行中であるかをチェックし、その場合は起動を拒否します。 標準の .Fx スクリプトにおいて、システムが直接マルチユーザモードで起動する場合は、 起動プロセスの高速化のために、後者のチェックは行われません。 .It Cm stop .Xr rc.conf 5 の指定によりサービスが起動していれば、サービスを停止します。 本コマンドはサービスが実行中かどうかをチェックし、そうでない場合、 その旨を表示します。 .It Cm restart .Cm stop の後に、 .Cm start を実行します。 デフォルトでは、 (もし実行中なら) プログラムのプロセス ID を表示します。 .It Cm rcvar どの .Xr rc.conf 5 変数がサービスの起動を制御しているか、(もしあれば) 表示します。 .El .Pp .Va pidfile または .Va procname が設定されていれば、以下もサポートされています: .Bl -tag -width ".Cm restart" -offset indent .It Cm poll コマンドが終了するのを待ちます。 .It Cm status プロセスの状態を表示します。 .El .Pp 他にサポートされているコマンドは、オプション変数の .Va extra_commands に列挙されています。 .Pp .Ar argument はそれ自身の動作を変更する、以下のプレフィックスをつけることができます: .Bl -tag -width ".Li force" -offset indent .It Li fast 実行中のプロセスの有無をチェックしません。 .Va rc_fast Ns = Ns Li YES をセットします。 .It Li force .Va rcvar が .Dq Li YES にセットされているかどうかをチェックしません。 .Va rc_force Ns = Ns Li YES をセットします。 .Ar argument Ns Va _precmd が非 0 を返したり、 .Va required_* テストのどれかが失敗したりしても無視します。 また終了ステータスとして常に 0 を返します。 .It Li one .Va rcvar が .Dq Li YES にセットされているかどうかをチェックしません。 しかし他の全ての前提チェックは行います。 .El .Pp .Ic run_rc_command はその動作を制御するために、以下のシェル変数を使用します。 特に明記が無いものは、オプションです。 .Bl -tag -width ".Va procname" -offset indent .It Va name このスクリプトの名称。 これはオプションではありません。 .It Va rcvar .Va rcvar の値は .Ic checkyesno によりチェックされ、この処理を実行するかどうかを判定します。 .It Va command コマンドのフルパス。 サポートされている各キーワードに対して .Ar argument Ns Va _cmd が設定されている場合は、必要ありません。 .It Va command_args オプション引数、および / または .Va command に対するシェルディレクティブ。 .It Va command_interpreter .Va command は .Pp .Dl "#! command_interpreter [...]" という形式で起動されるので、 .Xr ps 1 コマンドの出力は .Pp .Dl "command_interpreter [...] command" .Pp のようになります。 ですので、実行中のコマンドの PID を検索するのに、 .Va command ではなくこの文字列を使用します。 .It Va extra_commands 特別にサポートするコマンド / キーワード / 引数。 .It Va pidfile PID ファイルのパス。 実行中のコマンドの PID を特定するのに使用します。 .Va pidfile が設定された場合、 PID を検索するには .Pp .Dl "check_pidfile $pidfile $procname" .Pp を使用します。 そうでなければ、 .Va command が設定されている場合、 PID を検索するには .Pp .Dl "check_process $procname" .Pp を使用します。 .It Va procname チェックする対象プロセス名。 デフォルトでは .Va command の値です。 .It Va required_dirs デフォルトの start 処理を実行する前に、これに列挙された各ディレクトリの 存在をチェックします。 .It Va required_files デフォルトの start 処理を実行する前に、これに列挙された各ファイルが 読み取り可能かどうかをチェックします。 .It Va required_vars デフォルトの start 処理を実行する前に、これに列挙された各変数に対して .Ic checkyesno を適用します。 .It Va ${name}_chdir .Va ${name}_chroot が提供されない場合、 .Va command を実行する前に .Ic cd するディレクトリ。 .It Va ${name}_chroot .Va command を実行する前に .Xr chroot 8 するディレクトリ。 .Pa /usr がマウントされた後にのみサポートされています。 .It Va ${name}_flags .Va command の呼び出し時に適用する引数。 これは通常 .Xr rc.conf 5 で設定され、 .Xr rc.d 8 スクリプトで設定されるものではありません。 これを上書きするのに、環境変数の .Sq Ev flags を使うことができます。 .It Va ${name}_nice .Va command を実行する際の .Xr nice 1 レベル。 .Pa /usr がマウントされた後にのみサポートされています。 .It Va ${name}_user .Va command を実行する際のユーザ。 .Va ${name}_chroot が設定されている場合は .Xr chroot 8 を使用し、そうでなければ .Xr su 1 を使用します。 .Pa /usr がマウントされた後にのみサポートされています。 .It Va ${name}_group chroot 後に .Va command を実行する際のグループ。 .It Va ${name}_groups コンマで区切られたリストで、 chroot 後に .Va command を実行する際の補助グループ。 .It Ar argument Ns Va _cmd .Ar argument のデフォルト処理を上書きするシェルコマンド。 .It Ar argument Ns Va _precmd .Ar argument Ns Va _cmd を実行する直前、もしくは .Ar argument のデフォルト処理の直前に実行するシェルコマンド。 もしこれが非 0 の終了コードを返した場合、メイン処理は行われません。 デフォルト処理が実行されるならば、このチェックは .Va required_* チェックとプロセスの (非) 存在チェックの後に行われます。 .It Ar argument Ns Va _postcmd 実行された .Ar argument Ns Va _cmd 、もしくは .Ar argument のデフォルト処理が終了コード 0 を返した時に実行されるシェルコマンド。 .It Va sig_stop デフォルトの .Cm stop 処理において、プロセスを停止するのに送られるシグナル。 デフォルトは .Dv SIGTERM です。 .It Va sig_reload デフォルトの .Cm reload 処理において、プロセスに再読み込みさせるのに送られるシグナル。 デフォルトは .Dv SIGHUP です。 .El .Pp .Ar argument で与えられた処理に対して、 .Ar argument Ns Va _cmd が定義されていなければ、デフォルト処理が .Ic run_rc_command によって与えられます: .Bl -tag -width ".Sy Argument" -offset indent .It Sy argument .Sy デフォルト処理 .It Cm start .Va command が実行されておらず、 .Ic checkyesno Va rcvar が成功すれば、 .Va command を起動します。 .It Cm stop .Ic check_pidfile または .Ic check_process (適切なほう) により .Va command の PID を特定し、それらの PID に対して .Ic kill Va sig_stop を実行し、そしてそれらの PID に対して .Ic wait_for_pids を実行します。 .It Cm reload .Cm stop と似ていますが、違うのは代わりに .Va sig_reload を使い、 .Ic wait_for_pids を実行しないことです。 .It Cm restart .Cm stop 処理を実行後に、 .Cm start 処理を実行します。 .It Cm status .Va command の PID を表示するか、もしくはスクリプト固有のステータス情報を表示します。 .It Cm poll .Va command が終了するのを待ちます。 .It Cm rcvar 使用される .Xr rc.conf 5 変数を (もしあれば) 表示します。 この処理は、対応する .Xr rc.conf 5 変数が .Dq Li NO に設定されていても動作します。 .El .Pp 以下の変数は、 .Ic run_rc_command が完了した後だけでなく、 .Ar ( argument Ns Va _cmd のような) 処理でも同様に参照できます: .Bl -tag -width ".Va rc_flags" -offset indent .It Va rc_arg fast 及び force 処理が済んだ後の、 .Ic run_rc_command に与えられた引数。 .It Va rc_flags デフォルトのコマンド実行時のフラグ。 環境変数の .Sq Ev flags で上書きされない限り、デフォルトは .Va ${name}_flags です。 この変数は .Ar argument Ns Va _precmd 処理で変更することができます。 .It Va rc_pid .Va command の PID (もしあるならば)。 .It Va rc_fast .Dq Li fast プレフィックスが使われた場合、空ではありません。 .It Va rc_force .Dq Li force プレフィックスが使われた場合、空ではありません。 .El .It Ic run_rc_script Ar file argument スクリプト .Ar file を引数 .Ar argument で実行し、スクリプトからの戻り値を処理します。 .Pp .Ar file が実行される前に、多くのシェル変数が消去されます: .Bd -ragged -offset indent .Va name , .Va command , .Va command_args , .Va command_interpreter , .Va extra_commands , .Va pidfile , .Va rcvar , .Va required_dirs , .Va required_files , .Va required_vars , .Ar argument Ns Va _cmd , .Ar argument Ns Va _precmd . .Ar argument Ns Va _postcmd . .Ed .Pp .Ar file 起動時の動作は、以下のチェックに依るものになります: .Bl -enum .It .Ar file の名前が .Pa .sh で終わっていれば、カレントシェルに読み込まれます。 .It .Ar file がバックアップもしくは一時ファイルのようならば (例. サフィックスが .Pa ~ , # , .OLD , .orig である)、無視します。 .It .Ar file が実行可能でなければ、無視します。 .It .Xr rc.conf 5 変数の .Va rc_fast_and_loose が空ならば、 .Ar file をサブシェルで読み込みます。 そうでなければ、カレントシェルで .Ar file を読み込みます。 .El .It Ic wait_for_pids Op Ar pid ... 指定された全ての .Ar pid が消失するまで待ち、 2 秒ごとに残存している .Ar pid を出力します。 .It Ic warn Ar message 警告メッセージを .Va stderr に表示し、 .Xr logger 1 を使用してシステムログに記録をします。 この警告メッセージは、スクリプト名 .Va ( $0 より), .Dq Li ": WARNING: " , およびこれに続く .Ar message で構成されます。 .El .Sh 関連ファイル .Bl -tag -width ".Pa /etc/rc.subr" -compact .It Pa /etc/rc.subr .Nm ファイルは .Pa /etc に存在します。 .El .Sh 関連項目 .Xr rc.conf 5 , .Xr rc 8 .Sh 歴史 .Nm スクリプトは .Nx 1.3 で登場しました。 .Xr rc.d 8 をサポートする関数は .Nx 1.5 で登場しました。 .Nm スクリプトは .Fx 5.0 ではじめて登場しました。