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path: root/japanese/rxvt
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authorSteve Price <steve@FreeBSD.org>1999-05-01 02:08:03 +0000
committerSteve Price <steve@FreeBSD.org>1999-05-01 02:08:03 +0000
commit92402973b02193ddf856222d7c5ef97045d55157 (patch)
tree61cf28aae700a801e636f6cf0564a9bf988848ab /japanese/rxvt
parent923ed488d8d2dfe997269377d8208d8bf5746545 (diff)
downloadports-92402973b02193ddf856222d7c5ef97045d55157.tar.gz
ports-92402973b02193ddf856222d7c5ef97045d55157.zip
Notes
Diffstat (limited to 'japanese/rxvt')
-rw-r--r--japanese/rxvt/Makefile14
-rw-r--r--japanese/rxvt/distinfo2
-rw-r--r--japanese/rxvt/files/README.ja112
3 files changed, 60 insertions, 68 deletions
diff --git a/japanese/rxvt/Makefile b/japanese/rxvt/Makefile
index 7e3363e77f03..526b9db23a6e 100644
--- a/japanese/rxvt/Makefile
+++ b/japanese/rxvt/Makefile
@@ -1,15 +1,15 @@
# New ports collection Makefile for: rxvt
-# Version required: 2.6PRE2
-# Date created: 28 January 1999
+# Version required: 2.6PRE3
+# Date created: 28 April 1999
# Whom: HONDA Yasuhiro <honda@kashio.info.mie-u.ac.jp>
#
-# $Id: Makefile,v 1.6 1998/12/10 01:32:07 flathill Exp $
+# $Id: Makefile,v 1.7 1999/02/12 05:56:20 flathill Exp $
#
-DISTNAME= rxvt-2.6.PRE2
-PKGNAME= ja-rxvt-2.6p2
+DISTNAME= rxvt-2.6.PRE3
+PKGNAME= ja-rxvt-2.6p3
CATEGORIES= japanese x11
-MASTER_SITES= ftp://mason.primenet.com.au/pub/rxvt/
+MASTER_SITES= ftp://ftp.rxvt.org/pub/rxvt/devel/
MAINTAINER= honda@kashio.info.mie-u.ac.jp
@@ -18,7 +18,7 @@ LIB_DEPENDS= Xpm.4:${PORTSDIR}/graphics/xpm
USE_X_PREFIX= yes
GNU_CONFIGURE= yes
MAN1= rxvt.1
-CONFIGURE_ARGS= --enable-xpm-background --enable-xim --enable-kanji --enable-menubar --enable-graphics --disable-backspace-key --disable-delete-key
+CONFIGURE_ARGS= --enable-xpm-background --enable-transparency --enable-menubar --enable-graphics --enable-xim --enable-kanji --disable-backspace-key --disable-delete-key
DOCDIR= ${PREFIX}/share/doc/ja/rxvt
RXVTLIB= ${PREFIX}/lib/X11/rxvt
diff --git a/japanese/rxvt/distinfo b/japanese/rxvt/distinfo
index ce75690e2010..bc9f8eb3babe 100644
--- a/japanese/rxvt/distinfo
+++ b/japanese/rxvt/distinfo
@@ -1 +1 @@
-MD5 (rxvt-2.6.PRE2.tar.gz) = 094caf133557b61b2204f78cf314c7e2
+MD5 (rxvt-2.6.PRE3.tar.gz) = 63094f1ee4338941f65f66b069b3240b
diff --git a/japanese/rxvt/files/README.ja b/japanese/rxvt/files/README.ja
index b5a7b2e36730..dd9fe67722f6 100644
--- a/japanese/rxvt/files/README.ja
+++ b/japanese/rxvt/files/README.ja
@@ -1,42 +1,41 @@
-rxvt-2.4.9のportについて
+rxvtのXIMサポートについて
-------------------------------------------------------------------------------
目次:
1. 概要
- 2. portに含まれているパッチによって追加されている機能
+ 2. rxvtのXIMに関する機能
3. 日本語の表示
4. 日本語入力の方法
- 5. 背景に画像を張り付ける
- 6. マニュアルには書かれていない .Xresourcesの設定
- 7. 問題点
- 8. その他いろいろ
+ 5. input method、入力のスタイルの設定
+ 6. 問題点
+ 7. その他
-------------------------------------------------------------------------------
1. 概要
-このportを使ってインストールしたrxvtは、kinput2やVJE-Deltaなどの
-X Input Method Protocolをサポートしているinput methodで
-OverTheSpotスタイルで日本語を入力する事ができます。
+rxvtでは、kinput2やVJE-Deltaなどの XIM (X Input Method) Protocol
+をサポートしているinput methodでOverTheSpot, OffTheSpot, Rootの
+3つのスタイルで日本語を入力する事ができます。
このREADMEでは、日本語の表示や入力に関する説明をします。
-2. portに含まれているパッチによって追加されている機能
+2. rxvtのXIMに関する機能
-このportに含まれているパッチによってrxvtに追加されている機能は以下の通りです。
+rxvtのXIMに関する機能は以下の通りです。
- OverTheSpotスタイルで日本語入力が可能
+ OverTheSpot, OffTheSpot, Rootの3つのスタイルで日本語入力が可能
rxvtを起動した後にinput methodを起動してinput methodが有効になる
一旦input methodを殺してから再び起動してinput methodが有効になる
- .Xresources でinput methodと入力のスタイルを指定可能 (OverTheSpot, Root)
+ .Xresourcesとコマンドラインオプションでinput methodと
+ 入力のスタイルを指定可能 (OverTheSpot, OffTheSpot, Root)
3. 日本語の表示
-このportでコンパイルしたrxvtはデフォルトの状態で
-日本語(文字コード ISO-2022-JP, 日本語EUC)を表示できます。
-デフォルトではシフトJISは表示する事ができません。
+rxvtはデフォルトの状態で日本語(文字コード ISO-2022-JP, 日本語EUC)を
+表示できます。デフォルトではシフトJISは表示する事ができません。
シフトJISを表示したい場合は、コマンドラインのオプションで
-km sjis を付けて起動します。
@@ -49,9 +48,10 @@ OverTheSpotスタイルで日本語を入力する事ができます。
(例)
Rxvt*multichar_encoding: sjis
-表示する文字コードをシフトJISにすると逆に日本語EUCを表示する事が
-できなくなります。ISO-2022-JPでは表示できます。
-表示する文字コードがシフトJISの時はkinput2などで日本語を
+表示する文字コードをシフトJISにすると逆に日本語EUCを
+表示する事ができなくなります。ISO-2022-JPでは表示できます。
+表示する文字コードがシフトJISの時はrxvtを起動する時に
+ロケールをja_JP.SJISに設定していないとkinput2などで日本語を
入力する時に文字を確定すると文字が読めなくなってしまいます。
@@ -60,50 +60,31 @@ Rxvt*multichar_encoding: sjis
例えば、kinput2を使って日本語を入力したい場合は、
以下のようにコマンドを入力します。
+% setenv LANG ja_JP.EUC
% setenv XMODIFIERS @im=kinput2
% rxvt &
% kinput2 &
(例はcshでの場合です。)
+環境変数LANGはホームディレクトリの.cshrcなどで設定していれば
+rxvtを起動する前にわざわざ設定する必要はありません。
kinput2はrxvtより先に起動しても後に起動しても構いません。
Shift + Space キーで日本語入力を開始する事ができます。
-.Xresourcesを使ってinput methodの設定を行っている場合は
-環境変数 XMODIFIERS は設定しなくても構いません。
-他のinput methodを使用する場合は、上の例の"kinput2"の所を
-使用するinput methodのコマンド名に置き換えて下さい。
+.Xresourcesまたはコマンドラインオプションを使って
+input methodの設定を行っている場合は環境変数 XMODIFIERS は
+設定しなくても構いません。他のinput methodを使用する場合は、
+上の例の"kinput2"の所を使用するinput methodのコマンド名に置き換えて下さい。
-5. 背景に画像を張り付ける
+5. input method、入力のスタイルの設定
-rxvtは背景にXPM形式の画像を張り付けることができます。
-せっかくデスクトップの他の部分は派手でかっこいいのに、
-何でrxvtだけ真っ白の背景なんだー! かっこ悪い!!
-とお嘆きのあなたは -pixmap オプションを付けて起動するか、
-
-(例)
-% rxvt -pixmap ~/background.xpm
-
-ホームディレクトリの .Xresources に以下のような感じで
-書いておきましょう。
-
-(例)
-Rxvt*backgroundPixmap: ~/background.xpm
-
-上の例の"background.xpm"の所は張り付けたい画像のファイル名に
-置き換えて下さい。背景に画像を張り付けたら、foregroundの色と
-backgroundの色を見やすいように変えておきましょう。
-そのあたりの設定の方法はマニュアルをごらん下さい。
+rxvtでは.Xresoucesとコマンドラインオプションで
+input methodと入力のスタイルを設定できます。
-
-6. マニュアルには書かれていない .Xresourcesの設定
-
-このportでインストールしたrxvtはマニュアルに書かれている
-リソース以外にportに含まれているパッチにによって"inputMethod"と
-"preeditType" の2つのリソースを設定する事ができます。
-例えば、kinput2を使って、OverTheSpotスタイルで
-日本語を入力する場合、ホームディレクトリの .Xresourcesに
-以下のように書いておきます。
+例えば、kinput2を使ってOverTheSpotスタイルで
+日本語を入力するように設定する場合、ホームディレクトリの
+.Xresourcesに以下のように書いておきます。
(例)
Rxvt*inputMethod: kinput2
@@ -113,27 +94,38 @@ inputMethodには使用するinput methodを、preeditTypeには入力のスタイル
("Root"または"OverTheSpot"のどちらか)を指定して下さい。
preeditTypeはデフォルトではOverTheSpotになっています。
+また、-im というオプションでinput methodを、-ptというオプションで
+入力のスタイルを指定する事もできます。
+先程と同じように設定する場合には以下のようにrxvtを起動します。
+
+(例)
+% rxvt -im kinput2 -pt OverTheSpot &
+
+なお、コマンドラインオプションと.Xresourcesの両方で設定した場合は
+コマンドラインオプションの方が優先されます。
+
-7. 問題点
+6. 問題点
input methodが有効になっているrxvtの上でkillコマンドを使って
input methodを殺すと、 rxvtがエラーメッセージを吐いて
終了してしまう事があります。
-8. その他いろいろ
+7. その他
-このportに含まれているパッチは、京都大学の阪本さんのrxvt-2.4.4非公式patch
-を参考にさせて頂きました。阪本さんには心より感謝致します。
+rxvtのXIMのサポートは阪本 崇さんのrxvt-2.4.4非公式patchを
+基にして、萬谷 暢崇がOffTheSpotの入力のサポートの実装
+などを行いました。
-現在、このportでインストールしたrxvtは kinput2 version2.0 fix4 と
+現在の所、kinput2 version2.0 fix4 と
VJE-Delta Ver 2.5 for Linux/BSD [FREE TRIAL VERSION] で
日本語の入力ができる事を確認しています。
-また、このportに関するWebページは
+また、rxvtのXIMサポートに関するWebページは
http://www.nobutaka.com/programs/rxvt.html にあります。
-もし、このportに関するご意見などがございましたら、
-nobutaka@nobutaka.com までお願いします。
+もしrxvtのXIMサポートに関するご意見などがございましたら、
+萬谷 暢崇 <nobutaka@nobutaka.com> までお願いします。
-------------------------------------------------------------------------------
-1998年11月6日 萬谷 暢崇 <nobutaka@nobutaka.com>
+1999年2月12日 萬谷 暢崇 <nobutaka@nobutaka.com>