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diff --git a/ja/man/man8/restore.8 b/ja/man/man8/restore.8 deleted file mode 100644 index 116dea9917..0000000000 --- a/ja/man/man8/restore.8 +++ /dev/null @@ -1,421 +0,0 @@ -.\" Copyright (c) 1985, 1991, 1993 -.\" The Regents of the University of California. All rights reserved. -.\" -.\" Redistribution and use in source and binary forms, with or without -.\" modification, are permitted provided that the following conditions -.\" are met: -.\" 1. Redistributions of source code must retain the above copyright -.\" notice, this list of conditions and the following disclaimer. -.\" 2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright -.\" notice, this list of conditions and the following disclaimer in the -.\" documentation and/or other materials provided with the distribution. -.\" 3. 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-.Ar file -は、 -.Pa /dev/rmt12 -(テープドライブ)や -.Pa /dev/rsd1c -(ディスクドライブ)といったスペシャルデバイスファイル、 -通常のファイル、 -.Ql Fl -(標準入力)のいずれかです。 -ファイル名が -.Dq host:file -や -.Dq user@host:file -という形式である場合は、 -.Nm restore -は -.Xr rmt 8 -を用いて指定したファイルを指定のホストから読み取ります。 -.Pp -.It Fl k -リモートテープサーバとの通信時に Kerberos 認証を使用します -( -.Nm restore -のコンパイル時に有効にされている場合のみ使用可能です。) -.Pp -.It Fl h -ディレクトリ名を指定された場合に、その中のファイルではなく、 -ディレクトリそのものを展開するようにします。 -これによって、ダンプからディレクトリのサブツリーを階層的に -展開してしまうことを防ぎます。 -.It Fl m -展開を、ファイル名ではなく inode 番号によって行います。 -これは数個のファイルのみを展開したい場合で、ファイルの完全なパス名を -再生することを防ぎたい場合に有用です。 -.It Fl s Ar fileno -マルチファイルテープの -.Ar fileno -から読みます。 -ファイル番号は 1 から始まります。 -.It Fl u -特定のタイプのファイルを作成する時に、 -リストア先ディレクトリに既に同名のファイルが存在する場合には、 -リストアは警告診断を生成し得ます。 -この動作を抑制するために、 -.Fl u -(アンリンク) フラグを指定すると、リストアは古いエントリを作成してから -新しいエントリを作成しようとします。 -.It Fl v -普通、 -.Nm restore -は何も表示せずにリストア動作を行います。 -.Fl v -(verbose, 冗長)フラグを指定すると、 -扱うファイルのタイプとファイル名が表示されます。 -.It Fl y -エラーが発生したときに、リストア動作を中断するかどうかの問い合わせを -行いません。 -これによって、不良ブロックをスキップして、可能なかぎり動作を継続します。 -.El -.Sh 診断 -リードエラーが発生するとメッセージを表示します。 -もし、 -.Fl y -が指定されているか、あるいはユーザが -.Ql y -の応答をしたならば、 -.Nm restore -はリストアを続行しようとします。 -.Pp -バックアップが 1 巻より多くのテープボリュームに格納されていたならば、 -.Nm restore -は次のボリュームをマウントすべき時点でそれをユーザに知らせます。 -もし、 -.Fl x -あるいは -.Fl i -フラグが指定されていたら、 -.Nm restore -は、ユーザがマウントしたいのはどのボリュームであるかを問い合わせます。 -少数のファイルを最も早く展開する方法は、最終ボリュームから開始して、 -最初のボリュームへ向けて作業を進めることです。 -.Pp -.Nm restore -は数多くの一貫性検査を行っていて、それを表示します。 -ほとんどの検査結果の表示は自明であるか、あるいは「決して起こらない」ものです。 -良くあるエラーを以下に示します。 -.Pp -.Bl -tag -width Ds -compact -.It Converting to new file system format. -古い形式のファイルシステムで作られたダンプテープがロードされました。 -その場合、自動的に新しいファイルシステムの形式に変換されます。 -.Pp -.It <filename>: not found on tape -指定したファイル名はテープのディレクトリには記録されていましたが、 -テープのなかに本体が見当たりませんでした。 -このような事態が起きるのは、ファイルを探している間にテープのリードエラー -が発生した場合や、稼働中のファイルシステムにおいて作成したダンプテープ -を使った場合です。 -.Pp -.It expected next file <inumber>, got <inumber> -ディレクトリに記録されていなかったファイルが示されます。 -稼働中のファイルシステムにおいて作成したダンプを使った場合に発生することが -あります。 -.Pp -.It Incremental dump too low -インクリメンタルリストアを行う際に、ダンプが直前のインクリメンタルダンプ -よりも以前に書かれたものであったり、増分レベルが低すぎるダンプがロード -された場合に表示されます。 -.Pp -.It Incremental dump too high -インクリメンタルリストアを行う際に、ダンプが直前のインクリメンタルダンプ -の続きの範囲から開始していなかったり、あるいは増分レベルが高すぎる -ダンプがロードされた場合に表示されます。 -.Pp -.It Tape read error while restoring <filename> -.It Tape read error while skipping over inode <inumber> -.It Tape read error while trying to resynchronize -テープ(あるいはその他の媒体)のリードエラーが発生しました。 -ファイル名が表示されていたならば、その内容はおそらく部分的に不正なものに -なっているでしょう。 -もし inode がスキップされたり、テープの resynchronize(再同期)が試みら -れていたならば、展開されたファイルには問題はありません。しかし、テープ -上からいくつかのファイルを見付けることができないかもしれません。 -.Pp -.It resync restore, skipped <num> blocks -ダンプのリードエラーが発生した後に、おそらく -.Nm restore -は自分自身で再同期をとらなければなりません。 -このメッセージはスキップしたブロックの個数を表示します。 -.El -.Sh 関連ファイル -.Bl -tag -width "./restoresymtable" -compact -.It Pa /dev/rsa0 -デフォルトのテープドライブ -.It Pa /tmp/rstdir* -テープ中のディレクトリを保持するファイル -.It Pa /tmp/rstmode* -ディレクトリの所有者、モード、タイムスタンプ -.It Pa \&./restoresymtable -インクリメンタルリストア間で渡される情報 -.El -.Sh 関連項目 -.Xr dump 8 , -.Xr ft 8 , -.Xr mount 8 , -.Xr newfs 8 , -.Xr rmt 8 -.Sh バグ -使用中のファイルシステムから作成されたダンプから -インクリメンタルリストアを行うと、誤動作を起こすことがあります。 -.Pp -フルリストアの終了後にはレベル 0 ダンプを行う必要があります。 -.Nm restore -はユーザコードで動作するので、inode の割り当てを制御することができません。 -したがって、ファイルの内容が変更されていない場合でも、新しい inode 割り当てを -新しいディレクトリ集合に反映させるためには、 -フルダンプを行わなければなりません。 -.Pp -ネットワークを介したリストアを行う場合、 -root 権限で restore を実行する必要があります。 -これは、以前の dump と restore のセキュリティ上の歴史によるものです。 -(restore は root に setuid されて使われるように書かれていますが、 -restore のコードから全てのバグが取れているとは思わないので、 -setuid にて使用する場合は自己の責任において行って下さい。) -.Sh 歴史 -.Nm restore -コマンドは -.Bx 4.2 -から登場しました。 |